花のコンシェルジェ

7月のおすすめ サンダーソニア

なんだかとっても強そうな名前ですよね。サンダー…、雷?!いえいえ、このサンダーソニアを発見してくれた、ジョン・サンダーソンさんにちなんでつけられた名前です。

サンダーソニア1

強そうな名前とは裏腹に、軸の茎と葉の間から細ーくしなやかな茎を伸ばし、ベルのようなかわいらしい小さな花をつり下げて、そよそよと咲いています。美味しそう?なビタミン♪カラーのオレンジ色が印象的で、部屋の中を明るく爽やかにしてくれます。

原産地ではクリスマスの時期に咲くので「クリスマスベル」と呼ばれています。中国で使われている提灯にも似ていることから「チャイニーズランタン」との呼び名もあるそうです。

サンダーソニア3
 
私はお花のいろいろを学びたくて、とある専門学校のフラワーコーディネイト科に進学しました。文化祭では皆それぞれフラワーアレンジメントを制作し出品するのですが、私はこのサンダーソニアをメインに使いました。

サンダーソニアや枝ものをスラリと群生のように、足元には野原をイメージして草花をふわふわとあしらって。草花たちをサンダーソニアがやさしく照らしてくれているかのような、そんなアレンジメントを作ってみました。タイトルは「木漏れ日」。おかげさまで、佳作を受賞することができました。

「夏と言えばひまわり!」というような元気な感じも大好きでおすすめですが、ちいさくてうつむきかげんなサンダーソニアも素敵です。その趣が風鈴のような涼しさと愛らしさを感じさせてくれます。お店で見つけた時には是非、手に取ってみてください。華奢なようで意外としっかり、日持ちもなかなか良いです。一輪挿しに一本だけでもステキですよ♪

 サンダーソニア3

★原産…南アフリカ
★花言葉…祝福の音色、祈り、祖国への思い、共感、愛嬌、信頼、励まし、など。
★出回り時期…周年(最盛期は6月~10月頃)
★日持ち…1週間前後
★飾るンポイント…軸の茎に縦に数輪付いていて、下の花から終わっていきます。終わった花や余分な葉は取り除いていてお手入れしてあげてください。水を清潔に。

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