花のコンシェルジェ

8月のおすすめ ヒメヒマワリ

「暑いですねー」。
店内でもまずはこの言葉からお客様との会話が始まる毎日。

「暑いとホントお花がもたないのよねー」と言いつつもご来店くださることに感謝感謝です。

「やっぱりヒマワリかしらね」
という方もいらっしゃれば、
「なんかもう、暑苦しくて(笑)」という方も。

けどでも、この季節には居てくれないとやっぱり物足りないヒマワリ。そのヒマワリに「姫」という文字がつくヒメヒマワリを、今回はご紹介したいと思います。
ヒメヒマワリ

 

姫はついてもヒマワリ、なんですが、実はいわゆるヒマワリとは少し違う花なのです。

ヒメヒマワリのアップ
ヒマワリもヒメヒマワリも同じキク科の花なのですが、キク科は細かく分類すると、それはそれはたくさんの植物たちのグループがあります。ヒマワリとヒメヒマワリは、その中でも近しいグループ同士の花なのです。

 

お花屋さんでヒメヒマワリというと、だいたいが今回の写真でご紹介している「旭」という品種だと思います。
八重咲きの宿根草で、苗物でも出回っているので、ガーデニングから切り花まで、お外でも室内でも楽しめます。

直径3㎝ほどの小さな花を、1本に7~8輪ほど咲かせてくれます。
一輪は小さいけれど、枝分かれしているスプレー咲きのものなので、ヒマワリとはまた違った雰囲気とボリューム感があります。

ヒメヒマワリ2

1本で飾っても切り分けて飾ってもよし、上手に乾燥できればドライフラワーにもなるので、よかったらチャレンジしてみてください♪

ヒマワリよりはさりげないかもしれませんが、このやわらかいオレンジ色が、爽やかさと明るさと元気をくれるような気がします。
いろんな花との相性も良いので、好みの組み合わせも見つけてみてください♪
「ヒメヒマワリ」実もののヒペリカムと一緒に
日持ちの良い「ヒペリカム」実ものと一緒に

 

★原産…北アメリカ
★花言葉…憧れ、素敵、輝き、敬愛、あなたを見つめています、など
★出回り時期…6月頃~9月下旬頃まで
★日持ち…1週間前後
★飾るンポイント…葉が傷んで黒くなりやすいです。こまめに取り除いてお手入れしてあげてください。花瓶と水を清潔に。

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