フィリピンに開発拠点を

● 成長するASEAN ●
これから成長が最も望める地域、それはASEAN地域です。

世界中の企業がASEAN地域に注目し、続々と進出しています。
日本も例外ではなく、すでに多くの企業が進出し、グローバル展開を見据えています。

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図1 ASEAN各国における日系企業の進出社数
※帝国データバンクの2011~2012年における発表による。
ただしフィリピンは在フィリピン日本国大使館(2012年5月発表)、
シンガポールは「海外進出企業総覧2011」(東洋経済新報社)の
情報をそれぞれ採用。

当社もITベンダーとして、ASEAN地域には以前から魅力を感じていました。
しかし、ASEAN進出は慎重に判断しなければならないと考えています。
闇雲に飛び出しても、上手くいく保証はありません。

そこで、ITベンダーとしてできる最初の一歩として、
ASEAN地域のオフショア開発に着手することにしました。

ちょうど良いタイミングで、開発でお付き合いのある企業が
フィリピンにソフトウェア開発会社を作るという話があり、
「それならフィリピンにオフショア開発を依頼しよう」という流れになったのです。

● 品質の向上 ●
オフショア開発を依頼することが決まり、準備に取り掛かりました。

これまでの経験から、オフショア開発で一番問題となるのは
完成したプログラムの“質”だと認識しています。

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そこで、現地に開発を依頼する前に、品質規約を当社で作成し
品質の向上に取り組むことになりました。

しかし、実際にその取り組みをスタートさせてみると、
私たちが思っていた以上に品質に対する意識が低いことがわかりました。

また、セキュリティについても同様で、あまり意識されていませんでした。

そこで、現地にSEを派遣し、現地の様子や内部事情を把握しました。
そして、問題解決のための新しい対策を取ることにしたのです。

品質向上に関しては、当社社員の日本人PMを現地に派遣して、
日本式の品質管理手法を指導しました。

現地の若手社員に品質管理やプロジェクトマネージメントの手法を学んでもらい、
PMを育成したのです。

セキュリティの問題については、セキュリティのスペシャリストを派遣。
現地でISO27001認証を取得してもらいました。
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図2 フィリピンにおけるISO27001 の認証状況の推移

※ISO Survey
database_iso_27001_iso_survey.xls のCountriesシートよりフィリピンを抜粋。

フィリピンとのオフショア開発はまだ始まったばかりですが、
これを成功させるため、日々、課題に取り組んでいます。
こちらの経過については、また何かのタイミングでご報告できればと思います。

 

(2016年追記)
その後、現地に派遣されたSE:サムライ小次郎の駐在日記はコチラ
・「セブ島日記
・「続・セブ島日記

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