第2回:カメラの設定にチャレンジ!

ブログやSNSなど、文章やコメントだけでなく、自分で撮った写真を人に見てもらう機会って増えましたよね

「菜緒さんの企画ノート」でも
「セブ島日記」「続・セブ島日記」
「朱印女子の開運パワースポット巡り」
「花のコンシェルジェ」
などでは、自分たちで撮った写真を記事に載せています。

でも、写真は初心者ばかり。「もうちょっと素敵な写真を撮れるようになりたい!」と思い、「潮風カメラマン 宗」さんからアドバイスをいただきました。

●潮風カメラマン 宗さんプロフィール
西武主催の写真展で全国グランプリ獲得。以来10年以上、大好きな海をテーマとした写真を中心に、「心の風景を写し出す」写真を撮り続けている。

2月

今回も「花のコンシェルジェ」記事用に撮影した写真へのコメントをご紹介します。

02-01_チューリップ
光がとても爽やかですね。左下から右上めがけた壁の線、影方向、チューリップの向き、それぞれが効果的で面白い構図になっていると思います。

02-02_チューリップ
曇っている時の撮影って難しいですよね。“露出調整”をしてみると良いと思います。もし“ホワイトバランス”をいじれるカメラでしたら、もう少し緑を鮮やかにしてみると良いと思います。

02-03_チューリップ
一番上のチューリップは全部入れなくて良いので、左上の背景を切ってしまう構図にするとすっきりすると思います。この状態で逆光もTRYすると面白いかもしれません。

02-04_チューリップ
構図のシンプルさが、何を訴えたいかを明確にしていて潔さを感じます。濃い目のピンクなので“露出調整“で明るめの写真もTRYしてみてよいと思います。

02-05_チューリップ
背景がbusyです。思いっきり背景をぼかしてしまった方が良かったです。ぼかす方法として、一眼レフなら“絞り優先モード”で一番絞りを開けた状態にするとボケます。できたら単焦点レンズだと更に良いです。普通のデジカメの場合は、望遠状態で近くで撮ればボケます。

02-06_チューリップ
構図が面白いです。どうせなら後ろの草ももっと左右対称にして、花瓶もど真ん中に置いてしまうと更に印象的な画になると思います。

02-07_チューリップ
右下の札もカットして思い切って黄色と白のチューリップだけ入れた画にした方がすっきりしたと思います。

02-07_ミモザ
右上から左下への配置が効果的ですね!お花の散らばりが星の様で天の川を連想しました。淡い色のお花なので、光の加減が丁度良いと思います。

02-08_ミモザ
構図、色の配置が素敵です。右のグラスはどうなってるの?と思わず見入ってしまいます。魚眼気味(?)に撮ることでグラス台座が画全体の透明感をアシストしていますね。

02-09_ミモザ
透明感ある画で素敵です。特に右側の花瓶とその陰が爽やかです。左上のお花の影がややうるさいかなと思うので、左側はもう少しカットしても良かったかなと思います。

いかがでしたか?

今回は
ホワイトバランス
露出調整
絞り優先モード
というような専門用語が出てきました!初心者には???ですよね。

晴れた日と曇りの日、日中と夜では、同じものを写しても色合いが変わります。撮影時の光の色の違いを調整してくれる機能が「ホワイトバランス」です。

露出」を調整すると出来あがりの写真の明るさに違いが出ます。「絞り優先モード」は、背景をキレイにぼかした写真を撮りたいときに使うテクニックです。

 

もっと詳しく勉強したい方は、「潮風カメラマン 宗」さんのブログをご覧ください。
“潮風カメラマン 宗” 初心者大歓迎! 飾りたくなる潮風香る写真教室

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