エンジニア奮闘記

エンジニア必見!5分で読める「ITトレンド最新予測2018」【前編】

「会話型プラットフォーム」「ブロックチェーン」「AI」…。昨年の9月30日~10月5日にオーランドで行われた「Gartner Symposium/ITxpo 2017」※ で、2018年に注目すべきITトレンドが発表されました。
※Gartner(ガートナー):米国に本拠地を置く業界最大規模のICTアドバイザリ企業

最近になって急激に注目を集めているのは、会話型プラットフォームのサービス・利用の増加です。「オッケー、Google」のGoogle音声検索や、「アレクサ」と話しかければ検索できる「Amazon Echo」、音声認識AI「Google Assistant」を搭載したスマートスピーカー「Google Home」がシェアを拡大しています。

ガートナーは、2019年までにスマートフォンとユーザーのやりとりの20%がVPA(Virtual Personal Assistant)経由になると予測しており、いずれは視覚、味覚、嗅覚、触感を利用した入出力システムも出現するとしています。
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現状の課題は、「安定した会話モデルとAPI※。高度なコミュニケーションとなると、しばしばストレスが溜まる」。AIがさらに進化すれば、人間と変わらない会話レベルが実現し、さらにはこちらの気分を“忖度(そんたく)”して検索結果を出してくれるようになるかもしれません。
※API:アプリケーションプログラミングインタフェース

技術革新によって変化が起こる可能性が高いのはメディアや広告業界だけでなく、金融業界も注目されています。このたび発表されたITトレンドには、「2021年までに実行可能なソリューションが登場し、ブロックチェーンをベースとした仮想通貨が広がっていく」というものがあります。

現在、世界に流通している仮想通貨はビットコインをはじめ900~1000種類あるといわれておりますが、従来よりその信頼性には疑問の声が寄せられていました。

「Fintech」が話題になると同時に脚光を浴びた「ブロックチェーン」という技術は「分散型台帳技術」ともいわれ、金融取引における台帳を共通化し、安全性を高める仕組みとして注目されています。

実用化までには数年必要といわれておりますが、ブロックチェーンの本格導入によってデータの偽装や改ざんなどのリスクが極小化し、金融機関が仮想通貨にお墨付きを与えるようになれば、取引は一気に広がるはずです。

「今後リリースされる多くのIoT製品にAIが実装される」という話も、刺激的です。既に掃除機などの家電、時計、インテリア、センサー付きジーンズなどさまざまなカテゴリーでIoT製品がリリースされています。

ガートナーが指摘しているのは、「今後はほとんどの製品やアプリケーションに一定レベルのAIが搭載され、既存のモノの機能も強化される」ということ。具体的な例として、自動運転のクルマを挙げています。「ITトレンド最新予測2018」の後編は、AIに関するトレンドを紹介します。

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