第1回:インターンシップ参加心得

セツ子は会社で採用担当をしている。家では大学3年生の息子、太郎の母親でもある。
この記事は、就活を始めようとしている息子とその母の日常のお話。

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セツ子(太郎は、いつもゼミやらサークルやらと多忙そうだけど、少しは就活のこと考えているのかしら)

夕食後のくつろぎタイム、セツ子はスマートフォンを触っている太郎に夏休みの過ごし方を聞く。

セツ子(セ)「太郎、もうすぐ夏休みだけど、また短期バイトでも行くの?」
太郎(太)「うーん、今年は3年生だからインターンシップにでも行こうかと思って」
セ「へー、そうなの。意外と将来のこと考えてるんだね。どのへん回るつもりなの?」
太「それが、なかなか会社を絞れなくて……」
セ「そんなことだろうと思ったわ。3つだけ言うからメモっときなさい」

和室シリーズ

---インターンシップ 成功の秘訣---

1.興味のある業界に絞って探す
2.サービスではなく、内容に注目する
3.インターンシップは、就職活動の前哨戦であると心得る

太「……うーん、これだけじゃよくわからないかな」
セ「じゃあ、もうちょっと詳しく解説するね」

<1についてもう少し詳しく>
太「俺、有名どころのメーカーは見てみたいんだけど」
セ「まったく就職する気がない業界だと時間がもったいないね。業界の雰囲気や業務内容をイメージできる会社に行くほうが、参考になる情報をゲットできるし」
太「うーん、確かに……」
セ「企業研究は、その企業に実際に行ってみるのが一番だからね」

<2についてもう少し詳しく>
太「サービスって?検索のとき報酬が美味しいところは探したんだけど」
セ「報酬で選びたい気持ちもわかるけど、報酬“だけ”で選ぶと失敗するよ。報酬があるけどまったく興味ない業界のA社と、報酬はないけど業界を知るためのカリキュラムがあるB社だったらB社を選んだほうがいいってこと」
太「なるほどー」
セ「アンタは情報系だから、SEやプログラマー体験ができるところがいいかもね」

<3についてもう少し詳しく>
太「インターンシップでは選考しないって聞いたけど」
セ「そりゃ、その場では選考しないよ。その場では」
太「……どういうこと?」
セ「アンタ本当にニブいね。実際に就職活動を始めたとき、企業側がインターンシップ参加者のリストを持っているということよ。気になる会社があるなら参加したほうが印象はいいってこと」
太「……就活って厳しいんだね」
セ「そりゃそうよ。採用される側も、する側もね」

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太「なるほど。ヒントになった気がする。でも絞込みするのにもうちょっとアドバイスほしいかな」
セ「ここから先は課金制となります」
太「ケチだなぁ……」

太郎はため息をつき、再びスマートフォンを触りだす。画面には就活サイトが表示されている。

セツ子(真面目に調べ始めたみたい。よかった。でもなんか頼りないから、就職先が決まるまでは見守らないとね)

 

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