エンジニア奮闘記

仕事はさまざま!?知られざる「社内SE」の苦労

「転職市場で人気!?知られざる『社内SE』の仕事」 に続く、社内SEのお仕事紹介シリーズ第2弾。今回は、取引先のオーダーを形にするシステムエンジニアとは違う、社内SEの苦労にフォーカスしてみました。

多くのSEが声を揃えるのは「調整業務が大変」「仕事の幅が広い」「忙しくても増員してもらえない」。開発したシステムのユーザーが同じ会社の社員で、さまざまな部署から遠慮なく要望が挙がってくるため、大規模なシステム変更となると調整に追われることもしばしば。

質問に対して納得感のある説明ができるコミュニケーション能力や、集まった声をふまえて全体として最適な答えを導き出せるロジカルシンキングが求められます。

社員のみなさんを納得させるのは大変ですよね…と、株式会社ソルクシーズの社内SEであるAさんとBさんに話を聞いてみると、「システム会社の社内SEならではのいいこともある」と、ポジティブに答えてくれました。

社員がシステムエンジニアだと、質問が鋭くて返すのが大変だったりするのですが、彼らは日頃からお客様の難しいオーダーに必死に応えているので、こちらのことも“事情があってできないこともあるんだろうな”と理解してくれることも多いですね」(Aさん)

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経理や人事、社内ネットワークなどのシステム開発だけが仕事ではなく、社員の疑問やトラブルを解決するヘルプデスク、運用・保守・トラブル対応、社内広報など仕事はさまざま。「アイツに頼めば何とかしてくれる」と頼られるのは、やりがいを感じる一方で残業が増える原因でもあり、痛しかゆしです。

二足のわらじは当たり前で、「自分は何を目指してやっているのだろう」「専門性がない」などと悩む人も多いようです。とはいえ、見方を変えれば「いろいろなことを覚えられる」「日々、変化がある」ともいえます。

入社してからしばらくは、知識が増えるごとに問い合わせ対応の効率がよくなるので、成長を実感できました。初めての障害に対応するときは学ぶチャンスでもあり、乗り越えれば自信もつきます」(Bさん)

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どこまでも前向きなBさん。学習意欲が高い人、喜ばれることにやりがいを見出せる人に向いている仕事です。

「(社内情シス部門は)忙しくても増員してもらえない」会社が多いのは、売上がない部署ゆえに、コストを最小限にするという力学が働くためでしょう。株式会社ソルクシーズの情シス部門も、以前の半分のメンバーで仕事をまわしているそうです。それはまた大変ですね、と水を向けると…。

今までの積み重ねで個々の対応力が上がっており、パッケージやクラウドサービスの進化で効率よく新しいシステムを導入できるようになったので、人数が減っても対応可能になってきたんじゃないかな、と」(Aさん)

あくまでも前向きな姿勢を崩さないAさんとBさん。社内SEの魅力は?と聞くと、「自社の社員だから率直にリアクションしてくれるので、やった仕事が役に立っていると実感できる」(Bさん)とのこと。なるほど。素晴らしいです。Bさん、後でこっそり、「実は結構苦労してまして…」というお話も聞かせてくださいね!

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