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現場の取り組み

「IBM Bluemix を使ったアプリケーション開発」勉強会(20160425)

現場の取り組み

GWの大型連休を数日後に控えたある日、(元)IBM Champion:よっしー※ 主催の「IBM Bluemix を使ったアプリケーション開発」勉強会が開かれました。
よっしーが書いた他の記事はこちら
よっしーは、2016/5/24~5/26に開催される【IBM Watson Summit 2016】のセミナー※でBluemix を使ったデモをするので、そのリハーサルもかねての社内勉強会です。
※セミナータイトル:「IBM Notes/Domino で IoT – XPages on Bluemix の応用例」(5/26 13:15 – 14:00 セッションID【F2-1】)

 

●Bluemix とは

クラウド上でアプリケーションをすばやく開発できるIBMのサービスです。
アプリケーション開発の最初のハードルは、サーバー環境を設定したり、データベースを選んだり……という【環境構築】の部分ですが、クラウドサービスを利用することで、この手間が軽減されます。

その後の【プログラミング】の部分は「そんなに楽じゃないですよ」とよっしーは言っていました。そのために当社のようなSI専門家がいるのですから当たり前といえば当たり前ですね。

ですが【プログラミング】のスキルはあるけど【環境構築】する資源(ぶっちゃけていえばお金です)があまりない、という学生さんや小規模の事業者には助かるサービスと言えます。

一般企業でも、試験的に開発するシステムですとか、社員のトレーニング用のシステム開発には力を発揮するでしょう。

●話題のWatson も使える

タイル式のアイコンをクリックしていくだけで、利用するサービスを選択して機能を組み込むことができます。

複雑なプログラミングができない人でも、サービスの機能を組み合わせるだけでアプリの機能を充実させることができそう。

このサービスの中には、今話題のWatson※もあります!
※Watson:IBMが開発した質問応答システム・意思決定支援システム。

気になるサービス利用のお値段ですが、30日間無償のフリートライアルがあるので、気軽にトライできます。

その後はクレジットカードを登録して継続使用が可能で、
・ラインタイムは、インスタンス数やメモリ、稼働時間によって無料枠あり
・サービスは、サービスごとに使用量や使用回数などで無料枠が設定(無料枠がないサービスもあり)
など各種ありますので、Bluemixの料金メニューまたは、料金カリキュレーターから確認してみてください。

□■□ 料金カリキュレーター(料金のシミュレーションができます) □■□
https://console.ng.bluemix.net/?direct=classic/#/pricing/cloudOEPaneId=pricing&paneId=pricingSheet

よっしー
は、自分がどんな風に利用していて、実際にどれぐらい費用がかかったか、というデータも開示してくれました。

トライアル期間(30日)の9月が無料なのに加え、利用していた3、4月も無料になっています。アレレ?……これは前出の「無料枠」を上手に活用したから。開発に利用する場合は、開発しているときだけランタイムやサービスを動かし、あとは止める、ということが可能です。

こういうものって「試してみたいけど、お金どれぐらいかかるかな」って心配しているひとには役立つ情報。実際に自分で試してみたから提示できる具体的なデータです。

勉強会では続いてBluemixの中でよっしーがよく使っているサービス:Node-RED についての紹介もありましたが、こちらは2016/5/26のセミナー「IBM Notes/Domino で IoT – XPages on Bluemix の応用例」の内容を含みますので、セミナー後にその様子とともにレポートします!

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