「女のいない男たち」書評No.006

どれも遠くない感じがして自分の変容に驚く。

村上春樹をこんなにスンナリ受け入れるようになるとは……

私も大人になったものだ、と。

一番気に入ったのは「独立器官」。52歳の覚醒が彼にもたらしたものの大きさを思う。

苦しみと恍惚を同時に運び、強烈な生の実感を与えたのではないかしら。

失われた時の絶望とどう付き合うかは、また別の問題。

そこは渡会の人物像に納得……ワザを感じた。

それにしても本書に登場する女性達は、

あくまで男達の視線を通して描写されているからか、皆なんとも魅力的!

世の男性達、あなたの大事な女性がいなくなることを想像してみては?

いいオンナに見えるから。

-40代 女性

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