Mackyの南米旅行記 – ⑤:GeneXus Meeting !(第1日目)
この特集では、GeneXus担当Mackyの南米出張(ときどき観光)の様子をレポートしています。
前回までの記事はコチラ。
本記事の目次
■GeneXus Meeting 2015 !
“GeneXus”(ジェネクサス)とは、最近話題の“超高速開発ツール”の一つです。詳細はこちらをご覧ください。
「GeneXus Meeting」は、毎年秋にGeneXusの生まれ故郷である南米・ウルグアイの首都:モンテビデオで開催される世界最大のGeneXusイベントです!今回で何と25回目! GeneXusがリリースされたのは1989年ですから、その当時からずっと続いている事になります。すごい!
イベントは3日間にわたって開催され、100人以上の講演者が150以上のセッションを行い、世界中から3,500名以上の参加者が集まります。ラテンアメリカ最大のITイベントだそうです!
私がこのGeneXus Meetingに参加するのは3年ぶり4度目です。今回は事前にセッションスピーカーの申込みを行い無事審査を通っていましたので、聴講だけではなく、文字通り“参加”でした!
■イベントは何語?
まず気になるのは“言葉”の問題、「イベントの共通語は何語なの?」。ウルグアイの公用語はスペイン語ですので、イベントの共通語もスペイン語です。
セッションは7トラック(7部屋)同時並行で行われますが、基調講演等が行われるメインホールだけは“英語”と“日本語”の同時通訳がついています。しかしながら、日本語の同時通訳は今回から始まりましたので、品質はイマイチでした(英語と日本語を比べると、明らかに日本語の内容が少ないのです!多分、3分の1位しか訳していないのでは?と感じました。……今後の改善に期待したいと思います!)
■何をやってもカッコいい!
初日の最初はGeneXus社の若き社長、ニコラス・ホダール氏の基調講演からスタートです!
日本でよくあるような「講演台にしがみついて原稿を読む」スタイルではなく、スティーブ・ジョブス氏のように、見振り手ぶりを交えてのカッコいいプレゼンテーションです!
もちろんノーネクタイですが、さらにシャツのボタンの開け方まで計算されているかのようでした。正直、カッコっこ良過ぎます~! 私があそこまで開けたらお客様はドン引きされますね(笑)。
セッションは技術者向けのものや、VIP向け、コマーシャル的なものなど様々なものが用意されています。スマホアプリが用意されており、各セッションの内容を確認して、自分にマッチしたものを参加者が選んで受講出来るようになっています(ただし、予約は出来ませんので人気のセッションは早めに部屋に入る必要があります)。
我々のセッションは初日の17時からです!
気になるセッションがたくさんありましたが、基調講演の後はホテルの部屋に籠って、準備に没頭しました。
■いよいよ!?
そしていよいよ我々のセッションです!
『Leverage the advantages of GeneXus and Cloud Shared Office collaboration』(GeneXusとクラウドシェアードオフィスのコラボレーションの優位性を活用)
と題して、ソルクシーズ・クラウド事業推進部長の上家氏と共に、GeneXus とクラウド帳票システムの連携事例紹介&デモを30分間、“英語”でプレゼンしました。
私から「何故、日本の帳票には複雑な罫線が入っているのか?」等の説明をし、上家氏からのクラウド帳票システムの説明の後、デモンストレーションを行いました。
デモンストレーションはかなり緊張しました。GeneXusで生成したパソコン上のWebシステムからクラウド帳票システムにデータを渡し、クラウド上で帳票フォーマットに変換して、ステージ上に設置したプリンターから直接印刷する……という、地球上をデータが駆け回る壮大なスケールのデモンストレーションでしたが、何とか成功し、拍手までいただきました!!ホッ。
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当社が提供するクラウドサービス「Cloud Shared Office」のサービス名称を2017/3/6より以下の通りに変更しました。
・Fleekdrive(フリークドライブ)
・Fleekform(フリークフォーム)
我々のセッションも動画で確認可能ですのでご興味がある方は是非ご覧ください(私は恥ずかしくて見られませんが)。
Aproveche las ventajas de la colaboración entre GeneXus y Cloud Shared Office (←クリック)
チーム紹介 (←クリック)
■巨大パーティー!!
初日の夜は世界中から集まった方々を中心に、レセプション・パーティーに招待していただきました。出席者は約1,000人!
まずは入り口でのカクテルコーナーで前菜を摘まみながらWelcomeドリンクですが、GeneXus仲間と再会してこの時点でみんなすでに宴会状態! 誰もメインホールに進もうとしません(笑)。
メインホールでは大体、国ごとにテーブルを囲んで食事を楽しみ、しばらくするとショーが始まりました。今回は写真を載せるのをとまどってしまうような、“大人”的ダンサーと、バイオリンおじさんの艶めかしい競演でした!
楽しいと時間を忘れてしまうものですね。パーティーが終わる頃には既に日も変わろうとしていました。竜宮城浦島太郎の気持ちが分かる気が……(笑)。
セッションの発表あり、ウェルカムパーティありのGeneXus Meeting怒涛の初日が終わりました。
次回は第2日目以降の様子をレポートします。お楽しみに。