Mackyの南米旅行記 – ⑦:ウルグアイ・モンテビデオの街並み
この特集では、GeneXus担当Mackyの南米出張(ときどき観光)の様子をレポートしています。
前回までの記事はコチラ。
本記事の目次
■仕事、ときどき観光(観光、ときどき仕事?)
月曜日~水曜日の3日間、GeneXus Meetingは怒涛の如く過ぎ去りました!
私もK氏も長旅で疲れが溜まっていましたが、土曜日の帰国便までの2日間は数件の仕事以外はオフタイムにして、ウルグアイ・モンテビデオ観光を楽しみました。
■独立広場
今回宿泊したホテル「Radisson Montevideo」(=GeneXus Meetingの主会場)は「独立広場」に面しています。
ウルグアイはブラジルとアルゼンチンという二大大国の間に位置しているので、様々な戦乱に巻き込まれたという歴史があります(“清貧の大統領”で有名なムヒカ前大統領も、極左ゲリラ“トゥパマロス”の指導者だったという経歴の持ち主です)。
この独立広場は、1828年にブラジルから独立した際に指揮をし、“建国の父”と言われているホセ・アルティガス将軍を記念した広場です。馬に跨るアルティガス将軍の銅像の下は広い地下室になっており、遺骨を納めた壺が安置されています。衛兵に守られた壺は昼間なら誰でも自由に見ることが出来ます。
■刑務所が → ショッピングセンターに ?!
先ず、ランチを兼ねて、「プンタ・カレータス・ショッピングセンター」に行きました。
http://www.puntacarretas.com.uy/
このショッピングセンターの入り口にはお城のような頑丈な門があります。後で知ったのですが、ここは元・刑務所だったそうで、刑務所の再開発でショッピングセンターになったそうです。驚きました!
モンテビデオ市街には他にもいくつかショッピングセンターがありますが、ここは規模も大きく何でも揃いますし、シネコンもあります。
■サッカーの聖地、センテナリオ・スタジアム!
次に、「センテナリオ・スタジアム」に行きました!
ウルグアイと言えば「ワールドカップの初回開催国で初回優勝国!」で有名ですね。このセンテナリオ・スタジアムは1930年7月に記念すべき「第1回FIFAワールドカップ」の初戦や決勝戦など10試合が開催された、“サッカーの聖地”と言われる所です。
サッカー博物館が併設されており、約600円の入場料を払うと博物館とともにスタジアムの見学が出来るようになっています。
チケット売り場のおじさんは我々が日本人だと直ぐにわかったようで、気さくに「コンニチハ」と挨拶してくれました。日本人観光客がこんな所まで来るのだと驚きました!
おびただしい数の優勝カップがありました。大事そうなものはガラスケースに入っていますが、そうでもなさそうなものは剥き出しで無造作に置かれていました。
センテナリオ・スタジアムは歴史を感じる佇まいです。・・・と言うか、有り体に言えばかなりボロボロです。街中には新しいモダンな建物もたくさんありますが使えるものはとことん使う、その辺りが“清貧”の大統領が生まれる所以なのだと思います。
サッカーの聖地、センテナリオ・スタジアム!
■モンテビデオの美しい街並み
ウルグアイには世界遺産の街「コロニア・デル・サクラメント」がありますが、モンテビデオからバスで片道2時間半程かかりますので今回は断念しました。コロニアは18世紀の面影を残す美しい街ですが、モンテビデオも旧さと新しさを兼ね備えた美しい街です!
独立広場の西側には旧市街があります。ここには古い街並みがそのまま残されており、散歩するには丁度良い広さです。
教会の周りには平日でも露店が並び、スペインの街並みと同じような雰囲気です。おそらく公的な許可制になっているのではないか?と思います。値段も妥当で安心して買い物できます。
現在、ウルグアイには鉄道はありません。陸上の移動手段は全て車です。そのため、街中には数多くのバスが走っています。日本のバスと違い、やはり排気ガスが気になりますね。
次回はいよいよ最終回。モンテビデオのグルメと旅の振り返りを綴ります。お楽しみに。