花のコンシェルジェ

7月のおすすめ サンダーソニア

なんだかとっても強そうな名前ですよね。サンダー…、雷?!いえいえ、このサンダーソニアを発見してくれた、ジョン・サンダーソンさんにちなんでつけられた名前です。 強そうな名前とは裏腹に、軸の茎と葉の間から細ーくしなやかな茎を伸ばし、ベルのようなかわいらしい小さな花をつり下げて、そよそよと咲いています。美味しそう?なビタミン♪カラーのオレンジ色が印象的で、部屋の中を明るく爽やかにしてくれます。 原産地で […]

7月のおすすめ アルストロメリア

この花と出会ったとき、正直そんなに好きではありませんでした。(ごめんね!)斑点模様がちょっと不気味だし、華やかなのか地味なのか、よくわかりませんでした。(ごめんね!) お店の中で売っているような、飾っているような、ずっとそこにいるアルストロメリアの花びらがハラリと散った時、「あれ、この子はいつからいたんだっけ?」……。 入荷してからだいぶ日が経っていることを思い出しました。そして何気なく見てみたら […]

6月のおすすめ 百合(ゆり)

グリーンだけの時期も凛とする美しさ 百合根(ゆりね)って聞いたことありませんか?!イノシシさんも大好物だそうで、茹でてしっとり揚げてホクホク、煮たり焼いたり、茶わん蒸し、酢の物、きんとん、などなどレシピもなかなか豊富♪日本の百合の栽培は、もとは観賞用というより食用としての栽培が主だったそうです! あ、すみません、久しぶりに食いしん坊ネタが来てくれたので(ん?呼び寄せた!?)冒頭から少々興奮してしま […]

6月のおすすめ トルコキキョウ

まさにその名の通り、トルコ原産のキキョウ・・・ と思いきや!なんと、トルコもキキョウも関係ない!アメリカ原産のリンドウ科の花だそうで!なにゆえトルコ?なにゆえキキョウ? 諸説あるようですが、「つぼみがトルコ人の頭に巻くターバンに似ていて、花はキキョウに似ているから」という説が有力のようです。 アメリカのテキサス州やメキシコなど、降雨量が少ない乾燥地帯に生まれ、大正から昭和にかけて日本にやってきまし […]

5月のおすすめ 紫陽花(あじさい)

ちょうどこの頃から小さなつぼみをのぞかせてくれる紫陽花(あじさい)が、美しく色づいて咲いていく姿を毎年楽しみに過ごしています。わが家の小さなマンションの敷地内にも紫陽花(あじさい)たちが所々に植わっています。 花びらだと思っていた部分は、実は萼(がく)です。 雨に打たれてなお美しく、しっとり佇む姿。花と葉の色のコントラスト、フォルム。なぜか心が安らぐ。シンプルだけど奥深い魅力を感じます。 日本古来 […]

5月のおすすめ 芍薬

Rose of May「芍薬(しゃくやく)」は初夏を彩ってくれる花として親しまれています。その美しい花をバラに例えることがあり、フランスでは「聖母のバラ」、スペインやイタリアでは「山のバラ」と呼ばれているそうです。 硬くて小さなつぼみがフワ~っと開くと、つややかで繊細な花びらが幾重にも重なっているあでやかさ。オリエンタルな雰囲気も漂いますよね。 名前の由来には諸説ありますが、しとやかで美しい、とい […]

4月のおすすめ すずらん

小さな小さな鈴のような花が、うつむきかげんでひっそり葉に隠れて咲いているような姿から「君影草」との呼び名もあります。 ドイツでは「5月の小さな鐘」と呼ばれ、なんとも可憐で愛らしい花です。 さわやかで品のある香りもうっとり心地よく、バラ、ジャスミンと並んで世界三大芳香とされ、香水や石鹸の香料などにも使われています。「聖なる香り」と言われ、好きな人にふりかけると両想いになれる!というジンクスもあるとか […]

4月のおすすめ カーネーション とステキなナデシコ仲間たち

みなさーん!今年の5月10日は何の日かご存知ですかー!?          <Thanks mom.> はいそうです、母の日です!お客様にとってもフローリストにとっても、毎年大切な日ですね。 母の日といえばカーネーション。まだ4月ではありますが、花屋業界からの宣伝も含め(てへっ、すみません)ご紹介させていただきたいと思います。 カーネーションが母の日に贈られるようになったのは1905年頃。アメリカ […]

3月のおすすめ アネモネ

パッと鮮やかに美しい色彩に心ひかれます。その姿は多くの美術品にも描かれているだけあって、絵画を見ているような感覚にもなります。 イギリスではwindflower(風の花)と呼ばれていて、早春の風が吹くころに、風の力をかりて花を咲かせるから、とか、種が風に乗って遠くまで運ばれて花を咲かせるから、などの様子からこの呼び名がついたそうです。また、ギリシャ語の「風」をあらわす「アネモス」に由来するとも言わ […]

3月のおすすめ パンジー、ビオラ

私の憧れでした。庭で育てた花やグリーンたちを摘んで部屋で飾る。ナチュラルだけど贅沢な生活。これを叶えてくれた花の一つです。なーんて、ちょっとカッコよく書いてみたものの、我が家はベランダ、玄関先でこじんまり。ささやかなものですが。 イギリスにはパンジーを飾るための花器があるそうで、親しみ愛され続けてきているのがわかります。 パンジーもビオラもスミレ科の植物で、ヨーロッパに分布する数種のスミレをかけ合 […]

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