花のコンシェルジェ

6月のおすすめ トルコキキョウ

まさにその名の通り、トルコ原産のキキョウ・・・

と思いきや!なんと、トルコもキキョウも関係ない!アメリカ原産のリンドウ科の花だそうで!
なにゆえトルコ?なにゆえキキョウ?

諸説あるようですが、「つぼみがトルコ人の頭に巻くターバンに似ていて、花はキキョウに似ているから」という説が有力のようです。

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アメリカのテキサス州やメキシコなど、降雨量が少ない乾燥地帯に生まれ、大正から昭和にかけて日本にやってきました。当時は青紫色が主で、その色がトルコ石や地中海の海の色を思わせたことも、名前の由来に関係するという説もあります。

1970年代以降改良が進み、いろんな色や形、花びらが楽しめるようになりました。現在市場に出回っている品種のほとんどが日本産で、海外でも高い評価を得ています。

紫、ピンク、白、ベージュ、グリーン、イエロー、縁取り、グラデーション…など、色だけでも50色以上はあるのだとか。花びらは、一重咲き、八重咲き、フリンジ咲き、小輪、大輪、などなど、多彩です。ひらひらした花びらが、華やかながらも涼しげでいいですよね。

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一本の茎から枝分かれして数輪花をつけています。あまりにも小さなつぼみは残念ながら開花しないこともあるので、ふくらみかけているものをおすすめします。咲いている花は下についているものから終わっていきます。終わった花は摘み取ってお手入れしてあげましょう。

終盤になってくると花びらの縁にシミが出てきたりハリがなくなったり、しぼんできたりします(…お肌のようですねぇ)。また、花の中をのぞくと、花粉がカビてきたりするので、このような状態を目安にするとわかりやすいです。

暑い時季の日中、お勤めやお出かけなどで部屋を閉めっきりにしておくと、どうしても暑さで切り花は参ってしまいます。なるべく丈夫で少しでも長く楽しめる花や方法をお伝えできたらなと思っています。

トルコキキョウはそんな過酷な環境でもがんばってくれるので、夏のデイリーフラワーとして試してみてください♪それから、ステキな花言葉もたくさんあります。ギフトにもおすすめです♪

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★原産…アメリカ・テキサス州、ネブラスカ州~コロラド州にかけて、メキシコ など。
★花言葉…清々しい美しさ、深い思いやり、優美、希望、変わらぬ美、永遠の愛、良い語らい、 など。
★日持ち…10日前後。
★飾るンポイント…茎を切る時は手でポキッと折っても水揚げが良いです。水は濁りにくいので手間いらずですが、お水はやっぱりこまめに交換清潔に。長いまま飾ってもステキですが、枝分かれしている花を切って短くして、家の中の所々に飾るのもおすすめです。

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