制度改革で広がるNISAの未来
年間100万円までの株式や投資信託の新規投資について、配当金や売買益が非課税になるという新制度、NISA。 前回は、1月のスタートから現在までの制度の活用状況について紹介させていただきましたが、今回は、未来のお話です。 ■二つの制度改革現在、証券会社は、二つの制度改革を政府に求めているそうです。ひとつは、NISAの拡張版となる「子ども版NISA」の創設。もうひとつは、年間100万円となっている現行 […]
年間100万円までの株式や投資信託の新規投資について、配当金や売買益が非課税になるという新制度、NISA。 前回は、1月のスタートから現在までの制度の活用状況について紹介させていただきましたが、今回は、未来のお話です。 ■二つの制度改革現在、証券会社は、二つの制度改革を政府に求めているそうです。ひとつは、NISAの拡張版となる「子ども版NISA」の創設。もうひとつは、年間100万円となっている現行 […]
NISAといわれても、ピンとこない方もいらっしゃいますよね?これは、年間100万円までの新規投資を上限として、株式や投資信託の配当金や売買で得られるお金が非課税になるという、個人投資家にとって、とてもお得な制度なのです。 さて、前回までのコラムでは、1月にNISAが開始されて、金融業界に起こったさまざまな議論をレポートしました。今回は、スタートから半年で、NISAがどのくらい使われているのかを紹介 […]
前回までは、口座開設についてコメントしてきましたが、今回は株式等の投資(売買)の機会(取引所機能)についてお話ししたいと思います。 ■投資が身近に 「貯蓄から投資へ」と言われるようになって、どれくらいになるでしょうか。 銀行の窓口で投資信託を販売できるようになったのが、1998年のことです。この年には株式売買手数料が自由化されるなど、政府は規制緩和を進めてきました。 NISAの前段階にあった「証 […]
前回はNISAの概要をご紹介しました。そこで、NISAを取り巻く課題の一つとして、申し込みから口座開設までに時間がかかることを取り上げました。 ■課題解決の糸口「マイナンバー制度」 この課題を解決する策は、実はすでに検討されています。その一つが、「マイナンバー制度(いわゆる国民総背番号制)」の活用です。 マイナンバー制度の趣旨: を利用すれば、複数の金融機関での手続きも同一情報として確認がカンタ […]
■「NISA(ニーサ)」ってなに? 昨年から「NISA(ニーサ)」という単語がテレビや雑誌を賑わせています。これは、個人投資家のための“新しい「少額投資非課税制度(税制優遇制度)」”の愛称です。各金融機関がこぞってテレビCMを打ち、業界では大変な盛り上がり(口座獲得競争)となっています。(国税庁の発表によると、2014年1月1日現在のNISAの口座開設数は475万件。) NISAは、2013年末で […]