最近、不動産投資の勧誘がやたら多くない？
え？それってトシがいっちゃっているってこと？　あらやだ。。。

（最近では結婚詐欺まがいの手口で不動産を購入させられるケースも増えているとか。
気をつけましょうね。あたしもよ。）

不動産投資の勧誘って、必ず「節税対策になる」という決めゼリフをつぶやくのよ。
それって本当にお得なの？

税金のことを考える前に、まず、投資として得か損かを考えてみるわよ。

①    家賃等の収入
②    経費＝不動産を購入する際の本体価格、その他様々な手数料や
　　 その不動産を維持するための修繕費や保険料他
③    所得税と住民税

☆①―②―③がプラスなら儲け、マイナスなら損よ。 ①―②がマイナスなら③は￥0になるわ。
　
サラリーマンみたいに給与をもらっている人は「損益通算」ということができるから、確かに
節税にはなるかもしれないけど、それだと収入が減ったことになっちゃうからお話にならないわ。

②の経費が収入から差し引かれるから「節税対策になる」　と言われるとグラッときちゃうけど、
ちょっと冷静になって、それぞれの経費のことを考えてみましょう。これは、わかりやすく表にしてみたわ。
 

つまり、基本的にお金を支払ったものしか収入（所得）から差し引かれない　⇒
見かけ上だけ税金が減ったように錯覚　⇒　節約にはなっていないという結果
・・・になっちゃうの
    
あたしの気持ちがわかってもらえたかしら
　　　　　　　　　　
【わっちから一言】

※節税対策についてQ／Ａ※
http://www.nihonzaitaku.co.jp/qa/qa_no/qa_7.html

次回は、「医療費控除って知ってる？」について、解説します。