社会保険料はどうやって決まる?
社会保険、社会保険っていうけど、ちゃんと説明できるひとって少ないわよね。
一般的にサラリーマンの人達が会社を通じて保険料を払っている保険のことよ。
支払い先は、健康保険組合や社会保険事務所(厚生年金)。
サラリーマンじゃない(自営の)人たちが払っている、国民健康保険(国保)や国民年金とは支払い先も違うのよ(こちらは、各市区町村が管轄)。
会社からもらっている給与明細を見てご覧なさいな。
「健康保険」「介護保険」「厚生年金」「厚生年金基金」・・・と給与から差し引かれているでしょ。
これは、どうやって計算されているか知ってる?
これが意外に単純じゃないのよ
まずは↓を見て(画像クリックで拡大)
この左から3項目目にある「報酬月額」というのがク・セ・モ・ノ。
○○円以上、○○円未満 ⇒ これは給与の額
※同じ範囲内の給料をもらっている人達は、保険料が同じ
(この保険料は、健康保険組合によって金額が違うから、上の表の金額はあくまでも参考よ)
『算定基礎』の月っていうのがあって(それが毎年4月から6月なんだけど)、この間の平均給与額で1年分の社会保険料が決まるわけ。
ということは、1年でその期間だけ忙しい人は保険料を高くとられちゃうわけよ!
4月に昇給する会社が多いからそうなっているのはわかるけど、やり方がね。。。
納得いく~~?なんか変じゃな~い?
あと、通勤手当=定期代は、何故か給与の額に含めるから気をつけてね!
まあ、年の途中で激変(範囲の2段階以上変わった)した場合は、やりなおしもあるんだけどぉ。
あたしが若いころ(今だって若いつもりよ)は、4~6月の平均給与でギリギリ1つ上の範囲にあてはまっちゃいそうなときは、自分から残業をカットして作業報告していたもん。
だって保険料を多く払うのなんてバカバカしいじゃない!
将来、厚生年金がたっくさんもらえるなら払っておいてもいいかもね♪
【わっちから一言】
次回は、「住民税の額って住むところで違う?」について、解説します。