小網神社(日本橋) 夏越の大祓(茅の輪くぐり)
昨年は、「烏森神社」で「夏越祓(なごしのはらえ)」※ をしてきましたが、今年は「小網神社」でスッキリしてきました!
※夏越祓(なごしのはらえ):6月末に行われる半年分の穢れ(けがれ)を落とす行事。この後の半年の健康と厄除けを祈願します。
6月も半ばを過ぎ、今年前半も溜まりに溜まった(笑)穢れを落とすべく「茅の輪(ちのわ)くぐり」※のある神社を探していたら、“効果抜群の日本橋のパワースポット”として「小網神社」というところを見つけました。
これは、さっそく行ってみなければ!
●小網神社(こあみじんじゃ)
・最寄り駅 – 東京メトロ日比谷線 「人形町」駅 徒歩5分、都営浅草線 「人形町」駅 徒歩7分
人形町駅(A5出口)を出て、大通りを渡って右方面に進み、うどん屋「なか卯」を左折して路地を歩いていくと目に入る、珍しい五角形の神楽殿。そこを回り込むと、「茅の輪」をくくりつけた鳥居が現れます。
御祭神:
倉稲魂神(ウガノミタマノカミ=お稲荷大神)
市杵島比賣神(イチキシマヒメノカミ=弁財天)
福禄寿(フクロクジュ)
「茅の輪」は、罪穢れ(つみけがれ)を祓う力があると古代から伝えられている、チガヤで作った輪です。昨年訪れた「烏森神社」をはじめ、この時期「夏越祓」の行事を行う神社には設置してあると思います。
こぢんまりとした境内には、ひっきりなしに参拝の方が訪れていました。さすが、“都内有数”と言われているパワスポです。
第二次世界大戦の際、こちらの御守をうけた兵士が全員生還、とか、東京大空襲の際にもこちらの境内は戦災を逃れているとかいう御由緒から【強運厄除】の神さま、と有名になったそうです。
日本橋地区では、唯一現存する戦前の神社建築で、社殿向拝の左右にある「昇り龍」「降り龍」や、社殿右側にある「養老の滝」などの彫刻が見事。
こちらには「東京銭洗い弁天」の社もあり、「銭洗いの井」でお金を洗うことができます。洗ったお金を財布に収めておくと財運を授かるとされています。
私:れいはせっかく洗ったお金を帰り道でうっかり使ってしまいました!(涙)
「さて、ご朱印」と社務所の近くまで行くと、なんだかとってもカッコイイ朱印帳があったので思わず購入!(本体 2500円、透明カバー 200円)
取材で危険地域などにも行くことのある知人のために、「強運厄除」のお守り(800円)も買いました。
●豆知識 穢れを移す人形(ヒトガタ)●
「大祓」で穢れを祓うご祈祷をしてもらうには、“ヒトガタ”と呼ばれる紙の人形を身代わりにします。
人形(ヒトガタ)に自分の名前・年齢などを書き、それで体を撫でて穢れを移したあと、息を吹きかけます。それを神社にお納めして「大祓」の行事でお祓いをしてもらうのです。
私:れいは、毎年2回(夏の大祓と年越しの大祓)、家族の分も含めて、京都府亀岡市にある「出雲大神宮」というところに人形(ヒトガタ)を送ってお祓いをしていただきます。
もう20年以上続けている恒例行事となっていますが、大きなケガや病気をせず元気に仕事を続けてこられたのは、お祓いのおかげかな、なんて思っています。
みなさんもお近くの神社で「茅の輪」を見かけたら、くぐってお参りしてみてはいかがでしょうか?「夏越の大祓」は6/30までです。お急ぎを。