利休草
さわやかな時空間へ連れていってくれそうな、かろやかにのびやかな葉先が楽しげ。
初夏の陽気に心地よい明るい緑色。この時季ならではのグリーンです。
江戸時代に中国からやってきて、茶花として親しまれました。和室や和花にもお似合いの風情。かと思えば、ブーケにもアレンジメントにも人気で欠かせない存在。
この緑色と葉先の動きが、侘び寂びからナチュラル感まで、幅広く演出してくれるんですね。基本的には見ての通りの葉ものですが、ほんの時々、小さな花をつけているものに出会えます。楚々とした、小さなかわいらしい花です。
洋な雰囲気にも和な雰囲気にも、いろんな花との相性がいいですし、色合いだって何でも来い!
そして丈夫で長持ちするので飾りやすいです。丈が長めのものだと茎のうねり具合も楽しいので、1本から数本、利休草の気の向くまま自由に、涼し気に、飾るのも素敵です。
個人的には、利休草同士が触れ合う音も好きです。シャワシャワと、森の中の小川のほとりにいるような気分になります。
ご自分なりのお好きな組み合わせ、見た目だけではない楽しみ方、どうぞ見つけてみてください♪お部屋に飾っておくと悪気を寄せつけないんだとか。ついでに暑さも吹き飛ばしてくれたらいいですね~。
今回の組み合わせは、お花もグリーンのものを選んでみました♪