「ムリなく」が大事!会社ブログの続け方~第1回「挫折する理由」
会社ブログや商品ブログのご担当者のみなさま、サイトの更新おつかれさまです。
株式会社ソルクシーズの会社ブログ「菜緒さんの企画ノート」も、システムエンジニアという仕事の醍醐味や、ソルクシーズグループのサービス・商品の魅力をどう紹介すればいいのか、日々悩みながら粛々と続けております。
さて、その会社ブログですが、「商品の売上UPに貢献したい」「会社のよさを伝えたい」と志高く始めたものの、いつしか投稿が滞り、休眠状態になってしまう事例も多いようです。
今回は、会社ブログの続け方というテーマで弊社のケースを紹介させていただきます。「続くコツ!」というような構えた内容ではなく「挫折しないための工夫」を語りますね。
ブログを続けていくうえで私が大事だと思っているのは、「担当者がストレスを溜めないこと」「日々の投稿を楽しめること」です。
ありがちなのは、当初の目標や期待が高すぎて失敗するケース。ブログは記事が増えないと読者も増えず、実際に始めてみないと、どういう記事が読まれるかがわからなかったりします。
「上司のチェックが厳しくて、なかなか記事がUPできない」「頻繁にアクセス数などを確認され、目標に達してなければ改善策を出せといわれる」などと、人気記事や読者層の分析もままならないうちに結果を求められると、原稿を作るモチベーションが下がり、記事がつまらなくなり、更新頻度が鈍ります。
最初は、会社や商品にまつわる幅広いテーマを扱い、読まれるもの・読まれないものが見えてきたら、それに沿ってラインナップを考えるようにするといいでしょう。
始めてからさほど時間が経っていないのに「このブログ、続ける意味があるんだっけ?」はNGです。たった数ヵ月、100本も記事を作っていないのに、結果が出るかどうかはわからないものです。私たちも、続けていくうちに何度か方針変更をして、現在に至っています。(本記事公開時点の ブログ継続期間:3年、公開記事数:約570記事)
多くのブログが、「数多く投稿してファンを広げよう」と考え、当初は順調に記事が増えると思いますが、そのうち「書くことがない」「書くパワーがない」とトーンダウンし、数ヵ月に1回しか更新しないブログになってしまうことも珍しくありません。「最近、更新が減ってる…やばい」とプレッシャーを感じることもまた、挫折への一歩です。
「菜緒さんの企画ノート」も、“ほぼ”毎日更新を目標に続けているのですが、担当者がひとりで必死になっても限界があるので、「人の手を借りる」「記事のハードルを上げすぎない」ことに留意しています。
社内で、この人を巻き込みたいと思える人に、取材を口実にコミュニケーションをとり、理解者・執筆者を増やすのもいいでしょう。書くテーマに困ったら、ときには身辺雑記的な記事を入れてもいいと思います。
ここまでの話をまとめると、こんな感じでしょうか。
挫折する理由=ストレス、プレッシャー、孤独感
継続する理由=コミュニケーション、テーマの柔軟さ
担当者としての楽しみをうまく作って、続けていきましょう♪ 作り手がおもしろがっていないブログは、読むほうもおもしろくないでしょうから。
第2回は、「ブログを続けていてよかったこと」について語ります。