なりたい職業第1位!令和はシステムエンジニアのモテ期?
かつては「オタク」「ダサイ」などといわれ、モテない仕事の代名詞だったシステムエンジニアですが、21世紀になってからじわじわとポジションを上げ、今や中高生の大人気職種に成り上りました。
2年前にソニー生命保険株式会社が実施した調査「中高生が思い描く将来についての意識調査2017」では、中学生のなりたい仕事TOP3が「ITエンジニア・プログラマ(24.0%)」「ゲームクリエイター(20.0%)」「YouTuberなどの動画投稿者(17.0%)」。
高校生も「ITエンジニア・プログラマ(20.8%)」「ものづくりエンジニア(自動車の設計や開発など)(13.3%)」「ゲームクリエイター(12.5%)」となっており、若い世代の憧れを集めまくっているのであります。
人気の背景にあるのは、お父さんお母さん世代がパソコンやスマホを使いこなすのが当たり前になり、小学生の頃からさまざまなサイトやゲームに親しんでいた世代が、エンジニアの存在を身近に感じるようになったことでしょう。
スマホに加えて、AIやロボット、自動運転車などわかりやすい最先端技術が話題になり、これから重要になっていく仕事というイメージが定着したという見方もあると思われます。
それにしても、素晴らしい人気っぷりです。YouTuberやゲームより上だなんて。以前は、特定の職業がもてはやされるときは、トレンディドラマ(懐かしい)などの着火剤があったのですが、世の中の移り変わりとともに堅実にポジションを得た感があります。
最近は、女性に人気の仕事としてシステムエンジニアが紹介されている記事もよく見かけます。「専門性が高く安定的に働ける」「やりがいが大きい」「出産後も職場復帰しやすい」といったあたりが主な理由です。
「システムエンジニアになりたい!」と目を輝かせている中高生が、初志貫徹で優秀なエンジニアとして世に出て活躍してくれれば、人手不足のこの業界もより活性化するのではないでしょうか。
「草食系が多く、ロジカルシンキングで説明上手。物知りが多くてIT家電のセッティングまで頼めるし、忙しいから過剰に干渉してこない」という理由で、結婚相手としても評価が高まりつつあるエンジニア。令和は、みなさんの時代です!