リニューアル小便小僧(2019年1月:和装2019)
JR浜松町駅ホームにいる「小便小僧」の年間ファッションを定点観測しています。定点観測し始めたきっかけはコチラ。
また1年たちましたね。お正月の小僧スタイルは、例年通り「足元に門松」および「干支(今年はイノシシ)のぬいぐるみ」。
2016年 、2017年 、2018年 、と和装姿の彼を見てきましたが、「烏帽子(えぼし)」を被っていた2016年の姿がパッと見は一番印象的でした。
着物のデザイン、素材やお仕立ては、どの年もとても行き届いていて、今年も織りの袴が上品で素敵!
「着物」+「袴」のスタイルはずっと同じですが、「あ、羽織を着ていない」と今年初めて気付きました(遅)。
ということで、男性の和装スタイルについてちょっと調べたことを書いておきます。
●男性の和装スタイル あれこれ
普段着として着る場合は、着物を着て帯を締めるだけの「着流し」と呼ばれるスタイルです。
よそ行き感を出したいときやおしゃれをしたいときは、これに「羽織」を加えます。羽織はスーツ姿でいうジャケットのようなもの。ちなみに式典や冠婚葬祭などで着物を着る時は、羽織に「紋」がついた「紋付き」を着て、さらに「袴」をはきます。
成人式はこのスタイルですね。色紋付を着ている方も見かけます。
「小便小僧」のような「着物」+「袴」だけど「羽織なし」のパターンは、お茶席や舞台・武道などのお稽古着で見かけることが多いスタイルです。