第4回 童心に戻って“お絵かき”(セントラルイメージ2)
この特集では、企画スキルを向上させ、企画を生み出すために有効な方法として「マインドマップ」を紹介しています。
企画に必要なスキルの定義や、ノート術「マインドマップ」についての説明は、第1回記事をご覧ください。
第4回記事では、前回に引き続き「セントラルイメージ」の描き方例をご紹介します。
「セントラルイメージ」とは、マップをかき始めるときに中央に描くイラストのことです。そのマップのテーマから連想するイメージをイラストにします。今回は思い切り“童心に戻って”自由に描くことで、さらに右脳を活性化し、アイデア出しに役立てましょう!
おなじみ「英語フレーズ」を覚えるためのマップをかくときに描いた「セントラルイージ」です。 【 “残念”という気持ちを表すフレーズ集】、ということで、その気持ちに合った表情を描きました。
いきなり“子供ゴコロ”炸裂! “普通の”会社員のノートにこんな絵が描いてあることは、まずありません(笑)。これぐらいハメをはずすことができないと、斬新なアイデアは出てこないように思います。
これは、とあるセミナーにに参加したときにかいたマップの「セントラルイメージ」です。
講師の方の似顔絵を描きました。顔の上のフキダシには、講師の方が左利きだったことや口グセをかいています。このように講師の方の特徴をかいておくと、時間がたって見返してもその時の記憶が鮮明に蘇ります。お試しあれ!
これも、とあるセミナーに参加したときにかいたマップの「セントラルイメージ」です。
嘉納治五郎※さんに関するお話をお聞きしたので、柔道着を描きました。下手ですね(笑)。
※嘉納治五郎:講道館柔道の創始者。国民体育の枠組みを作り、日本のオリンピック初参加に尽力したため、「柔道の父」また「日本の体育の父」とも呼ばれる。
セントラルイメージ(絵)を描くときは、上手いか・下手か、を気にしてはいけません。「下手だなー」と思わず笑ってしまうことも「右脳を活性化させる」と前向きにとらえて楽しんで描きましょう。
これは、ある年の【新卒採用施策】の打ち合わせ時にかいたマップの「セントラルイメージ」です。
これから迎える新人さんたちを思い浮かべて描きました。新人さんは “どこまでも飛んで行けそうな翼“を持っているイメージが浮かんだので、それをつけました。自分で気に入っている「セントラルイメージ」のひとつです。
第4回「童心に戻って“お絵かき”(セントラルイメージ2)」いかがでしたか?次回は「情報収集」時のメモとしてのマップ活用事例をご紹介します。お楽しみに♪