企画に役立つノート術

第7回 マインドマップで“説明上手”(その2 順序立てて説明する)

この特集では、企画スキルを向上させ、企画を生み出すために有効な方法として「マインドマップ」を紹介しています。

企画に必要なスキルの定義や、ノート術「マインドマップ」についての説明は、第1回記事をご覧ください。
第2回記事で、“自分のことを説明する”ためのマップを紹介しました。今回は、“順序立てて説明する”ための代表的なフォーマットを紹介します。

 

図7-1【コーチングプロセス】
7-1 コーチングプロセス

これは、「OSKAR」というコーチングモデルについて、自分が学んだ後、チームメンバーにそれを説明するためにかきました。
※OSKAR:Outcome(目標)、Scaling(スケーリング)、Know-how(ノウハウ)、Affirm&Action(肯定と行動)、Review(振り返り)、というプロセスで実施するコーチング手法。命名はプロセス内の各ステップの頭文字をとったもの。

マップ内に鉛筆書きしてある【1】から【5】の番号は、それぞれのステップ(順番)に対応しています。

このように、要素の数(今回の場合だとステップ数)だけメインブランチ(真ん中から出ている太い枝)を最初にかいてしまう、というのはマップのかき方の基本のひとつです。

メインブランチに番号を振り、そのマップを見せながら説明を始めると、相手も「ざっくりいうと、ポイントは○個なんだな」と頭の中に理解するための受け皿を作ることができます。

その後、番号順に説明を続けると、相手が話のペースについて来やすいですし、わかりにくいポイントで、マップを指差しながら「これがよくわからない」「これはね、、、」というように対話の雰囲気を作ることができます。

 

図7-2【英語勉強法】
7-2 英語勉強法

これは、自分の「英語勉強法」について、How (どのように)、with Who(誰と)、 Where(どこで)、 When(いつ) ということを説明するためにかいたマップです。

このマップも、まずメインブランチをかいて、How 、with Who、、、、というワードを載せ、その後、各メインブランチを枝別れさせて細かい情報を追加していく、という基本のかき方のひとつです。

将来(in the future)どんなことがしたい、というのを最後(左上)につけたしました。

 

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第7回 「マインドマップで“説明上手”(その2 プロセスを説明する)」は、いかがでしたか?「自分は説明するのが下手で。。。」という方は、一度マップをかいてみるのもいいですね。

次回は、【番外編】マインドマップでココロを整理する方法について事例をご紹介します。お楽しみに♪

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