第6回 本から“すばやく情報抽出”(情報収集2)
この特集では、企画スキルを向上させ、企画を生み出すために有効な方法として「マインドマップ」を紹介しています。
企画に必要なスキルの定義や、ノート術「マインドマップ」についての説明は、第1回記事をご覧ください。
第6回記事では、前回に引き続き「情報収集」時に役立つマップの利用法を紹介します。
本のあらすじをマップ化してみました。
図6-1 情報収集時【本の説明「解決志向」】
『解決志向(ソリューションフォーカス)の実践マネジメント』という本を読みながら、かいたマップです。
マップをかこう!という目的を持って読むと、「どこがポイントか」ということを考えながら読むことが自然にできます。
趣味としての楽しみの読書がそれでは味気ないですが、仕事上の【情報収集のための読書】には向いている読書法だと思います。忙しいビジネスマンにオススメです。
これは、仕事ではなく楽しみのために自分の好きな本のあらすじをかいたマップです。
そのころ通っていた英語教室で「好きな本について説明する」というレッスンがあったので準備のためにかきました。
このマップを見ながらスピーチをしたので、どちらかというと第2回の記事に近い活用方法かもしれません。
ちなみにこの本の日本語名はわかりましたか?佐藤さとるさんの名著『だれも知らない小さな国』です。
第6回「本から“すばやく情報抽出”(情報収集2)」いかがでしたか?
仕事用の読書で活用するのはハードルが高い、という方は、まずは楽しみのための読書で試してみてはいかがでしょう。絵本のマップをお子さんと一緒にかいてみる、というのも楽しいかもしれません。そこから意外な発見があるかもしれませんよ。
次回は、順序立てて説明するときのマインドマップを紹介します。お楽しみに♪