銀のアンカー②
企業研究やSPIテスト対策やES(エントリーシート)の準備など、やることがたくさんあって大変なイマドキの就職活動。
「就活に役立つ本を読んだほうがいいかなぁ、と思うけど、選んでるヒマないよー!」というあなたの代わりに、編集長:れいが読んでみました。
本の中の「“気になった言葉”」「就活テクニック」「それらを企業側から見た感想」などを紹介します。それを読んでピピッと来るところがあったら、ぜひ紹介した本を読んでみてくださいね。
『銀のアンカー』②
三田紀房さん・関達也さん共著の“内定請負”マンガです。登場人物の説明、第1巻の紹介は『銀のアンカー』①記事をご覧ください。
漫画「銀のアンカー」より
※相関図イラストは菜緒さん編集部で作成しています
●「迷ったら金で決めろ」
第1巻の最後で、“内定請負人”白川が就活生:田中くんに言った言葉。その真意は“金(給料≒企業の利益)をきっかけに企業のことを知る”ということ。
「金で選べ=高い賃金の会社 を選べ、ではない」「賃金データも企業研究の情報の一つとして使え」ということを白川が言いたかったとすれば納得です。
それにしても、各企業(業界)の賃金データまで調べて企業研究が必要なんて、イマドキの就活生には高いデータ収集力が必要とされるのですね。
Boss※ どうですか?
⇒ 「迷ったら“金”を調べろってことか~。」
※Bossとは編集長:れいの上司。会社員生活35年。
●「企業が求める人材とはズバリ部下として使えそうなヤツ」。
これは面接に関して白川が千夏と田中くんにしたアドバイス。
“部下として”と限定はしませんが、採用する(=共に働く人を選ぶ)とき「一緒に働きたい」「この人とは働きやすそう」と思うかどうかは重要です。
就活生は「スキルのアピールが大事」と思っているかもしれませんが、その前に“人として”どういう印象を相手に与えるか、ということをきちんとチェックしていたほうがいいかもしれませんね。
そのチェックには、サークルや合コンでの評判(笑)が役立つかもしれませんよ。
Bossどうですか?
⇒ 「第三者的に自分を見ることができるのは、すばらしい。」
2巻には、面接でチェックされるポイントも出てきます。それは【人柄】【熱意】【可能性】。それぞれ詳しくはどんなことなのか、どう振る舞えばそのポイントをクリアできるか、はマンガを読んでチェックしてみてください。
2巻の紹介はここまで。次回は3巻の“気になった言葉”を紹介します。