就活応援的読書

銀のアンカー③

企業研究やSPIテスト対策やES(エントリーシート)の準備など、やることがたくさんあって大変なイマドキの就職活動。

「就活に役立つ本を読んだほうがいいかなぁ、と思うけど、選んでるヒマないよー!」というあなたの代わりに、編集長:れいが読んでみました。

本の中の「“気になった言葉”」「就活テクニック」「それらを企業側から見た感想」などを紹介します。それを読んでピピッと来るところがあったら、ぜひ紹介した本を読んでみてくださいね。

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『銀のアンカー』③

 

三田紀房さん・関達也さん共著の“内定請負”マンガです。登場人物の説明、第2巻までの紹介は『就活応援的読書』特集ページをご覧ください。

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漫画「銀のアンカー」より
※相関図イラストは菜緒さん編集部で作成しています

●「失敗しても大丈夫。次がある」

 

3巻では”内定請負人”白川のもう一つの顔が紹介されます。それが千夏の姉:冬美(TV局の記者)が白川をマークしていた理由です。

経営悪化した企業グループの立て直しをする人材探しをグループ会長から依頼されていたのです。ここで登場する立て直し人の堀上氏というのは明らかにホリエモン(堀江貴文氏)をモデルにした人物。

受け入れに難色を示す会長に対し、白川はこう言い切ります。
「なぜ彼を選んだか。それは彼が失敗を経験しているからだ」と。

“ハラキリ”(切腹)の風習があった日本では、失敗=死。それゆれ失敗を過剰に恐れてしまう、という白川の説明は一理あるかも。

私は「初めてのことはたいてい失敗する。ひとより早く失敗すれば、早くリカバリーできる」と考えるタイプ。仕事は、失敗するより“諦める“ことのほうがよくない、と思っています。

 

Boss※ どうですか?
⇒ 「そのとおり。」

※Bossとは編集長:れいの上司。会社員生活35年。


●「OB訪問は社会の扉を開けていくこと」。

勇気をもらった田中くんと千夏に白川は「OB訪問をしなさい」と指令を出します。

「いきなり企業に電話するなんて緊張する」「面倒くさい」という理由で先延ばしにしていた田中君ですが、「会社説明会」で出会った他大学の就活生:松本くんに刺激され、やっとOBを訪問します。

 

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松本くん:脅威の行動力で大企業の人事部長から名刺をゲット!

 

先輩は気さくな人で、待ち合わせ場所での田中くんのふるまいに対してマナーがなっていないことをストレートに指摘してくれたり、「今夜、空いてる?」と会社の同期で予定していた合コンに誘ってくれたりするのです。

合コンの場で履歴書のチェックや会社の内情、会社の面接で気をつけることなどをたくさんアドバイスしてもらえます。それをメモする田中くん。

実はこれこそ白川が「OB訪問をしろ」と言った理由。学生生活では全く知らなかった「社会の扉」を開けていくことなのです。

Smiling businessman holding his jacket against futuristic white hexagons

Bossどうですか?
⇒ 「合コンの場っていうのがいいですね。一人より複数人と話をするのがさらにいいです。答えはひとつじゃないから。」

 

●「就活なんて一人でやってたらストレスで心と体がおかしくなっちゃうよ」。

またまたひとつ成長した田中くんは千夏や松本くん、松本くんの人脈で集まった数人の就活生と「就活勉強会」を開くようになります。

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就活に関する情報交換が主目的ですが、実は「一緒に頑張る仲間がいる」と感じることが一番大事。

就活生がどんなところで「就活勉強会」をしているのか、どんな情報を交換しているのか、はマンガを読んでチェックしてみてください。

 

3巻の紹介はここまで。次回は4巻“気になった言葉”を紹介します。

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