eラーニング、始めました

eラン:eラーニング(情報技術を用いて行う学習のこと)の略称

■「仕事が…」が言い訳?!
最近、インターネットニュースや
会社で定期購読している「日本情報産業新聞」で、
教育関係の記事を目にする機会が増えました。

人材の育成に向けた施策が総務省・文科省を中心に行われており、
さまざまな実証実験が学校を舞台に実施されています。
そこで求められているのは、
“21世紀型スキル”(※第6回で詳しくご紹介します)を身に付けた人材です。

一方で、高齢者世代に限らず現役世代においても、
学び直しの重要性が叫ばれています。
それは、これからますます加速する高齢化社会に向けて、
さまざまな教養・スキルを身に付けたいと思う人が増えたせいでしょう。

しかし、特に現役世代にとっては、
・忙しくて時間をつくれない
・費用がかかる
・身近なところに施設や場所がない
など、“学び”への壁が高いことも事実です。

私自身、さまざまな公開講座やセミナーなど、
興味のある内容のものを目にすることはあっても、
仕事を言い訳にして受講せずに過ごしてきました。
    
そんな私が
2014年2月に開発部門からサイトの企画編集部門へ異動したのです。
これまでとは全く毛色の異なる業務に携わるようになったのがきっかけで、
自然と、本を読んだり、ネットで情報収集したりする機会が増えました。

企画編集業務を通じ、
グループ会社でeラーニングの商品企画を担当されている方と知り合い、
eラーニングに対する認識が変わる転機が訪れました。

私が過去に実施したeラーニングといえば、開発部門時代に
・お客さま先での複雑な業務内容を理解する
・セキュリティー事故対策などに関する意識を高める
など、仕事を補完するものというイメージでした。

それが、仕事とは切り離して「学ぶ・学習する」というlearningのためのツールである
と、改めて気づいたのです。
    eラーニング

■「自分ごと」としての学び
そんなとき、冒頭に紹介した「日本情報産業新聞」で、次のような記事を見つけました。
“大学の講義無料”
“公開オンライン講座サイト「gacco(ガッコ)」を開設。講座の開始は4月14日から”

最初に公開される講座が歴史モノということで、
大学時代の専攻が中国史だった私は興味を持ちました。

・ネットにさえつながれば時間を選ばない
・費用がかからない
・施設や場所の制約がない
と、これまでの学習機会を逃す原因がすべて解決されたことで、
なんとなく他人ごとだった学びの機会が、「自分ごと」になりました。
私はすぐさま会員登録し、受講を決めたのです。

講義は
・一週間ごとに更新
・一週間分は複数回の講座+課題
・一回分の動画が約10分

例えば会社の昼休みに毎日10分ずつ、
残りは週末にまとめて、余力があれば平日の帰宅後にも…、
といった具合に、自分のペースで学習することができ、
とても敷居が低く、とっかかりやすくなっています。

そんなこんなでeラーニングを始めた私。
次回以降、その体験記をご紹介していきます。
お楽しみに。

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参考サイト(2014年4月上旬~6月中旬閲覧)
「gacco(ガッコ)」へのリンク:
http://gacco.org/

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