”縁結びの梅”と学芸上達の”撫で牛” 「平河天満宮」
受験シーズンですね。私:れいも「今年は(英語の)勉強、さらにがんばろう!」と気合を入れて「天満宮」にお参り。
「天満宮」とは、学問の神様である菅原道真を祭神とする神社を指し、都内では「湯島天満宮(湯島天神)」「亀戸天神(亀戸天神社)」などが有名ですね。
そのふたつより混まなそうで、朱印が可愛い神社がないかしら?と探して見つけた「平河天満宮」に行って来ました。
●平河天満宮
・最寄り駅 – 地下鉄半蔵門線「半蔵門」から徒歩1分、地下鉄有楽町線「麹町」から徒歩3分
・御祭神 – 菅原朝臣道真公(すがわらのあそんみちざねこう)、誉田別命(ほんだわけのみこと)、徳川家康公(とくがわいえやすこう)
・摂末社
大鳥神社(おとりさん) – 日本武尊命(やまとたけるのみこと)
塩神社(生活の神) – 豊斟渟神(とよくむぬのかみ)
浅間神社(せんげんさん) – 木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
境内に入るとまず目をひかれるのが「牛」。やたら「石牛」がいます。
中でも、平河稲荷神社参道入り口にある「撫で牛」は、“撫でると学芸が上達する”という言い伝えがあり、参拝者から撫でられて角もなくなり、頭や背中、おしりが滑らかです。私もおしりを撫でてきました。
境内には、「筆塚」(使い古した筆の供養のために、筆を地に埋めて築いた塚)、「力石」(村の鎮守、神社境内、会所や村堺にあり、若者達が力試しに用いたとされる石)、「百度石」(百度参りを行うために使用される石標)、などがあり、個人的には”石神社”と呼びたくなるような充実ぶりです。
●ご朱印
実は、時季替わりの可愛いスタンプ付きご朱印で有名なこの神社。
私が参詣した1月の初めは、「新年」限定のご朱印ということで、干支の亥(イノシシ)スタンプ付き。
(初穂料 300円)
さらに「午(うし)の日」限定のお稲荷さんの御朱印も頂きました。
このほか、毎月一日には「牛」のスタンプ、毎月二十五日には「鷽鳥(うそどり)」のスタンプが押された御朱印がいただけます。
鷽鳥(うそどり)。。。?聞きなれない方もいらっしゃるでしょう。天満宮につきもののコレです。
鷽(うそ)→嘘(うそ)に通じることから、前年にあった災厄・凶事などをなかったことにできる、という都合のよい(笑)縁起物です。
こちらの神社では、HPでご朱印頒布の予定を掲示しているので参考になります。
1月はこのほかに「初天神」「初午」「節分」のご朱印などかあり、その後も季節の行事・祭事に合わせた様々なご朱印があるようです。
2月には、境内にある梅も咲きますし、夏前にはこちらの神社のもうひとつの名物「縁結びの梅」の実スタンプが押されたご朱印もいただけます。こちらの梅の木は、実がペアでなるそうですよ。
「私は学業じゃなくて縁結び祈願!」という方は、その時期を狙って参拝されてはいかがでしょうか?