第8回 パリジェンヌ気分でボンジュール!(フランス語)
毎月変わるFacebookカバーイラストとの連動企画「世界のひとを”おもてなし” めざせ!マルチリンガル講座」。そるくんたちがなぜ旅に出たのかは、第1回の記事をご覧ください。
※そるくんとあんどくんは「株式会社ソルクシーズ」のイメージキャラクターです。
8月、そるくんたちはバラの季節に訪れたヴェルサイユ宮殿の思い出にひたっています。
タイトルに書いたBonjour.「ボンジュール」(おはよう・こんにちは) は、みんな知ってるフランス語のあいさつ。夜になったらBonsoir. 「ボンソワール」(こんばんは)。
フランス旅行した友人にきいたのですが、現地の方は、ホテルやお店の出入り、街角ですれ違って目があった時など、笑顔でBonjour.と声をかけてくれたそうです。レストランやカフェのギャルソン(給仕をしてくれる男性)にも、Bonjour.と一声かけるとサービスも違ってくるそうですよ。
レストランなどでは、日本のように「お客様は神様」ではなく、客はウェイターを個人として尊重する気持ちで接するそうです。何かしてもらったら
Merci beaucoup「メルスィ ボク」(どうもありがとう)
と感謝の気持ちを伝えるのが礼儀。
おもてなしする側になって、フランスからの観光客にMerci「メルスィ」(ありがとう)と言われたら
Je vous en prie. 「ジュ ヴ ザン プリ」(どういたしまして)
De rien. 「ドゥ リヤン」(いえいえ)
って言ってみましょう。かんじがよいですね。
イタリア語の回でも書きましたが、会話を一方通行で終わらせない・ちょっとしたことでも言葉に出して言う、というのをきちんとしつけられる、という国は少なくないようです。
S’il vous plait.「シル ヴ プレ」(お願いします)
Pardon.「パルドン」(失礼します・失礼しました)
など、さっと口にできるようになっていると素敵ですね。
駅などで海外からの観光客を案内するときに、私が聞くことは以下の二つ。
「どこに行きたいの?」「チケット(切符やICカード)は持っていますか?」
フランス語で(どこ行くの?)は O ù vas-tu? 「ウ ヴァ テュ」、切符は、billet 「ビィエ」です。この二つとYes・Noにあたる
Oui.「ウイ」(ハイ)
Non. 「ノン」(イイエ)
を駆使すれば、簡単な案内はできちゃいそうです。
案内を終えて
Bon voyage! 「ボン ボヤージュ」(よい旅を!)
なんて去り際に言えたら完璧。
食事のシーンで使えるフレーズもご紹介します。
「○○ですか?」と言いたいときは Qu’est-ce que ○○.
レストランなどで
Qu’est-ce que vous voulez manger? 「ケスク ヴ ヴレ マンジェ」(何が食べたいですか?)
なんてさらっと聞けたらカッコいいですね。
そして料理が来たら
Bon appetite! 「ボナペティ」(召し上がれ)
料理を食べておいしかったら
C’est très bon! 「セ トレ ボン」(とてもいいね)
とおいしさを伝えましょう。
今月もお別れの時間が来てしまいました。フランス語のお別れのあいさつは Au revoir.「オ ルヴォワール」(さようなら)
9月はスペイン語の予定です。では、また来月。