出雲のパワースポット ~三社参り編2・日御碕神社~
こんにちは、cozyです。編集長れいさんより臨時バトンを受け取り、「島根のパワースポット編」をお送りしています。
出雲では「神在月(かみありづき)」と呼んでいる10月。「神在祭(かみありさい)」を行うのは旧暦の10月なので現代の暦だと今・11月ですね。※平成27年の神迎祭は明日11月21日です。(旧暦10月10日)
出雲の「パワースポット」「縁結び神社」を中心にご紹介しているこの三社参り編。出雲大社に続いて、【日御碕神社】(ひのみさきじんじゃ)です。
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【出雲の三社参り編】出雲大社~日御崎神社~美保神社
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【御神体】天照大神、素戔嗚尊(スサノオノミコト)
【ご利益】結婚運、家庭運、厄除け
【お守り】御神砂(砂のお守り)
【所要時間】30分(ただし次のバスまで1時間)
【最寄り駅】一畑電車大社線「出雲大社前」→バス停「日御碕」
【見所】断崖から臨む朱色の社と海に沈む夕日
“島根の三社参り”とは諸説ありますが、よく言われるのは「出雲大社~日御崎神社~美保神社」の三社。
この三社は祀って(まつって)いる神が親子の関係にあるのです。出雲大社の大国主神(オオクニヌシノカミ)の子:事大主神(コトシロヌシノカミ)を祀るのが美保神社、祖神(おやがみ)である素戔嗚尊(スサノオノミコト)を祀るのが日御崎神社。
ちなみに日御崎神社は、姉弟、つまり素戔嗚尊とその姉である天照大神(アマテラスオオミカミ)も祀られている珍しい神社です。
出雲大社から車で断崖絶壁の海岸線を20分程北上していくと見えてくる、まるで竜宮城のような神社がその「日御碕神社」。
【日本の昼を守る】のが伊勢神宮なら、ここは【日本の夜を守る】と勅命を受けた神社で、「日沈宮(ひしずみのみや)」といわれています。
“夜を守る”・・“海岸”・・“日沈む”・・ということで、ダンゼン夕暮れ時に参拝しよう!と、訪れたのは夕方17時過ぎ。周辺には海産物を扱う小さなお土産物屋さんがあるくらいで、「夕暮れの海岸見ながらゆっくりご飯でも」なんて考えていたプランはうちくだかれます。参拝客も私ひとり。静かで寂れた断崖に建つ鮮やかな朱色の神社…なんだか本当に神域のような感じがして、ちょっと怖いくらいでした。
神社は下の宮「日沈宮(ひしずみのみや)」(御祭神:アマテラスオオミカミ)と上の宮「神の宮(かんのみや)」(御祭神:スサノオノミコト)の上下二社からなり、両方を総称して「日御碕神社」です。参拝は上宮、下宮の順が良いそう。
どちらの社も権現造りという国の重要文化財です。
奥にはお稲荷さんも居るそうなのですが・・・1人参拝していて、日も暮れてきて、、なんだか淋しくなってしまったので早々に社務所へ。
「ここに行ったらぜひ買った方が良い」、と、地元のタクシーの方も言っていたのが「御砂守」。なんでも、事故などで重症を負った方がここの砂をつけて奇跡的に回復した、等の逸話があるそう。
お守りは3色(紫・白・オレンジ)あり、1個500円です。自分用と家族用に購入しました。なお、御守りは1年経ったら返しに来た方が良いとよく言われますが、こちらはずっと持っていて良いそうです。
ちなみにここから見える「経島」は、昔日沈の宮が鎮座していた島。ここは神域として、いまでも年1回の祭典時に神職が渡る以外は上陸をゆるされない特別な場所です。
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この動画は株式会社スプラシア社のCocoMovieで作成しました。
【ご朱印】
【受付】8:30~18:00
【初穂料】300円
出雲参りは「3社参り」にご利益があるという出雲参り。
次回はラスト、「美保神社」をご紹介します。
《おまけ》
◎出雲蕎麦
甘めの濃いつゆ。麺は色が黒っぽく香り高い、独特の強い食感。
写真は割子そば。つゆをぶっかけて食べるのが特徴。
薬味は大根おろしなど3段違い、上の段から食べていきます。