【都立9庭園】めぐり 都内のしだれ桜と言えばココ「六義園」と「天祖神社」
春ですねぇ。お花見もしたいし、朱印も集めたいし……。
「都内の花見の名所」を調べていたら、【都立9庭園】なるものがあることを知りました。さらにそのうちのひとつ「六義園」の【しだれ桜】がちょうど満開!との情報も入手。
ならば「庭園に行こう!そして近隣の寺社で朱印を頂こう!(ついでに周辺のおいしいものも食べよう!笑)」というテーマ設定をしてみました。
ということで、これから何回かにわたり「庭園と朱印」シリーズをお届けします。初回は「六義園と天祖神社」。
●六義園
駒込駅を出るとほどなく見える庭園入口(染井門)には、入場券(大人一般300円)を購入する人々の行列が……。「えっ?そんなに人気があるの?」。不勉強のため驚く私。軽い気持ちで来てしまった人々が私と同じようなことを口にしています。
入ろうか出直そうか悩んでいると近くから「この先の門からも入れるわよね?」と係員に聞くご婦人たちの声。“ほかに入り口があるらしい”……。ご婦人一行のあとをつけ、400メートルほど先にある正門から入園。
ここでもチケット売り場に列があるが、染井門より待ち時間が少なそう。しかもここから入ると【しだれ桜】はすぐそこ。
が、肝心の【しだれ桜】は今ひとつ。曇りのせいもあるけど、満開というわりに花のインパクトが弱く、なによりも人混みがすごい。ほぼ全員がスマホやらタブレットやらデジカメやらを手にして記念撮影中。
落ち着かないので早々にその場を立ち去り、池をめぐる回遊路を楽しむことに。ここ「六義園」は「回遊式築山泉水」と呼ばれる「池をめぐる路を歩きながら四季を楽しめる庭。池に浮かんだ小島もありますよ」という形式。
五代将軍・徳川綱吉の側用人:柳沢吉保が築庭し、明治時代になって三菱の創始者:岩崎彌太郎の別邸となりました。
吹上茶屋付近のソメイヨシノをゆっくり撮影しました。こちらはまだ2分咲きというところ?
花見撮影のコツは、マクロ(接写)モードで特定の花に焦点を合わせ、他をボケ気味に
この時期は夜間ライトアップをしているそうなので、【しだれ桜】の撮影は夜桜がいいかもしれません。
駅に戻って山手線で二駅移動し「天祖神社」に向かいます。
●天祖神社(てんそじんじゃ)
【最寄り駅】JR:大塚駅 都電荒川線:大塚駅前
参拝を済ませ、社務所で朱印をお願いすると、この神社のパンフレットを下さいました。
それによるとこちらの見どころは、御神木の「夫婦銀杏」、小さな石灰石が集まった「さざれ石」、ふところに子犬を抱えた「子育て狛犬」とのこと。
ご朱印には境内のイラストが描かれたスタンプ付きでちょっと楽しい。
初穂料は“お気持ち”とのこと
●今回のおいしいもの
大塚の隣駅:池袋で一度山手線を降りて、駅構内の「かねすえ」でわらび餅を買いました。
香川にあるわらび餅がおいしい和菓子屋さんで、関東では4カ所※ しか常設店舗がありません。
※池袋駅の構内および北改札外、羽田空港第2旅客ターミナル、浅草(東京楽天地ビル)(2016年3月末現在)