【都立9庭園】めぐり 自然の地形を生かした「殿ヶ谷戸庭園」と「武蔵国分寺(薬師堂)」
【都立9庭園】と近隣の寺社をめぐるこのシリーズ。
今回は紅葉を求めて国分寺にある「殿ヶ谷戸(とのがやと)庭園」に行ってきました。
●殿ヶ谷戸庭園
【最寄り駅】
・JR 国分寺 徒歩1分
・西部国分寺線および多摩湖線 国分寺駅 徒歩2分
国分寺駅(南口)を出ると看板があります。横断歩道を渡って歩いてすぐに庭園の出入り口があります。入園料150円。
自然の湧水を利用し、武蔵野の雑木林の様子を生かした近代の別荘庭園です。
三菱合資会社の社員で、後に南満州鉄道副総裁から貴族院議員にもなった江口定條(さだえ)が別荘として『随冝園(ずいぎえん)』と名付け、それを三菱合資会社の経営者:岩崎彦彌太(ひこやた)が改修を加えて回遊式庭園を完成させました。
この庭園の特長はなんといっても自然の地形を生かした高低差のある探索路。
崖の上、と呼べそうな高いところに位置する「紅葉亭(こうようてい)」から色づく紅葉越しに「次郎弁天池」を見下ろせます。
紅葉を楽しんだ後は、近くの寺社を訪れることに。「武蔵国分寺」というのがお隣の西国分寺駅から歩けるらしい。ということで駅に戻って電車で一駅移動。
●武蔵国分寺(薬師堂)
【最寄り駅】
・JR 西国分寺 徒歩15分
案内掲示も少なく、駅から少し離れた場所にあり、まわりはうっそうとした木々に囲まれているのでちょっとさびしいかんじがしました。
「仁王門」をくぐって、、、
「薬師堂」でお参りをしたのですが、本堂への行き方がわからずご朱印ゲットならず。後から調べたら「仁王門」の前の道を先に進んだところにあるようでした(ちょっとわかりにくいので案内の改善を希望)。
薬師堂に安置されている「薬師如来」像は10月10日のみ御開帳。
駅に戻る途中で寄り道した「武蔵国分寺公園」で童心に戻って“落ち葉のじゅうたん”を楽しみました。
●今回のおいしいもの
散策でかじかんだ手をさすりながら西国分寺駅まで戻り、あたりをキョロキョロしていたら、なにやらいいかんじのカフェを発見。
『KURUMED COFFEE』、クルミド・コーヒーと読むようです。店名のとおりクルミがいっぱいの店内で美味しいコーヒーとクルミのスイーツをいただきました。