「烏森神社」(新橋)で厄払い「夏越大祓 特別御朱印」
日々の生活のなかで知らず知らずにケガレって溜まっちゃいますよね?ということで、『朱印女子のパワースポットめぐり』シリーズ、今回は「夏越祓(なごしのはらえ)」※シーズンで沸き立つ「烏森神社」でスッキリしてきました!
※夏越祓(なごしのはらえ):6月末に行われる半年分のケガレを落とす行事。この後の半年の健康と厄除けを祈願します。
●烏森神社(からすもりじんじゃ)
主祭神:
倉稲魂命(ウガノミタマノミコト)
天細女命(アメノウヅメノミコト)
瓊々杵尊(ニニギノミコト)
駅前ビル街の路地を入っていくと、すぐに現れる短い参道。駅近くなのに、すっきりとした狭くても清々しい空間です。
主祭神のおひとり、天細女命(アメノウヅメノミコト)は、『日本書紀』『古事記』に出てくる有名な踊り子さんです。
天照大神(アマテラスオオミカミ)が天岩戸(あまのいわと)に隠れて世界が暗闇になったとき、その前でストリップ※ を踊って観衆を魅了し、その騒ぎで天照大神も思わず岩戸を開けてしまった、という実力派。
(※その様子は、古事記では「胸乳かきいで裳緒(もひも)を陰(ほと=女陰)に押し垂れき。」と記されています。)
芸能の神:天細女命に由来し、「技能上達」のご利益がある神社ですが、今回は「茅の輪(ちのわ)くぐり」にやってきました。
「茅の輪」は、罪穢れ(つみけがれ)を祓う力があると古代から伝えられている、チガヤで作った輪。夏越祓の時季に、神社の参道に設けられているのを見たことがある方もいるはず。
(資料写真 PIXTA)
拝礼をすませ、いざ、ご朱印!こちらのご朱印はカラフルできれい、と評判の上、実はこの時季は「夏越大祓 特別御朱印」があるということで来たのです。
通常は黒い墨文字の部分がなんとシルバー。涼やか~。
御朱印(初穂料500円)
ご朱印を受けに来る方の多いこの時季は「置き書き」といって、あらかじめ書いて用意されている紙をいただきます。日付も大祓の日(6月30日)に統一されています。
他にも、ひなまつりの時季はピンクだったり、例大祭(5月4日~6日)には金文字のご朱印がいただけたり。。。何度も参拝したくなる神社です。
500円、ちょっと高い?(一般的な寺社のご朱印相場は300円)」とバチ当たりなことを考えつつお受けすると、お札とお土産(梅こぶ茶)がついていました。
お札がついているから500円?いつもは300円?のなぞを解くため、通常時季になったら、再びお参りしてみたいと思います。
●烏森 豆知識●
江戸時代のちょっと前、この一帯は松林で「枯州(カレス)の森」あるいは「空州(カラス)の森」と言われていました。この松林には、烏が多く集まって巣をかけていたため、後には「烏の森」とも呼ばれるようになり、それが『烏森』という名の起こりです。
(参考:烏森神社パンフレット等)