【都立9庭園】めぐり 都内唯一”潮入りの池”「浜離宮恩賜庭園」と「芝東照宮」
【都立9庭園】と近隣の寺社をめぐるこのシリーズ。今回は菜緒さんの会社 隣駅(浜松町)から気軽に訪問できる「浜離宮恩賜庭園」と「芝東照宮」に行ってきました。(これまで行った庭園と近隣寺社の記事の様子はこちら )
●浜離宮恩賜庭園
【最寄り駅】
・JR 浜松町駅 徒歩15分
・JR 新橋駅 徒歩12分
・東京メトロ銀座線 新橋駅 徒歩12分
・都営地下鉄浅草線 新橋駅 徒歩12分
・都営地下鉄大江戸線 汐留駅または築地市場 徒歩7分
・ゆりかもめ 汐留駅 徒歩7分
この庭園は東京湾および築地川・汐留川と三方を水に囲まれているので「水上バス」というルートもあります。
今回は JR:浜松町駅(北口)から歩いてみました。途中スナップ写真を撮りながら約15分かけて到着。
駅から庭園に向かう道は緑も多く、整備されていて散歩によさそうです(真夏でなければ、、、)
「中の御門」から入ります。入園料300円。
まっすぐ進んだ突き当りにある「可美真手命(うましまでのみこと)」像の前を右に折れて、「潮入の池」に向かいます。
ここは都内で唯一の“海水を引きいれた池”が現存する江戸時代に作られた庭園です。潮の満ち引きによって池の趣を変えようという発想。なるほど!
こちらが『潮入りの池(大泉水)』。【小石川後楽園 】に行った時も思ったのですが、都会にある庭園は、歴史を感じさせる景観と、近代的な建築物のコラボショットが不思議な魅力ですね。
四代将軍家綱の弟が屋敷を建てた後、徳川将軍家の別邸として使われ『浜御殿』と呼ばれるようになり、十一代将軍家斉の時代にほぼ現在の庭園の姿になりました。
250,215.72平方メートル(平成27年7月1日現在)という広~い敷地には見どころがたくさんあるのですが、こちらに来たらはずせないのは『お伝い橋』を渡って『中島の御茶屋』で休憩すること。
この茶屋では、季節のお菓子とお茶が頂けます。詳しくは、この記事末尾の「今回のおいしいもの」でご紹介します。
茶屋で一息入れた後、『横掘水門』や“庭園と「東京タワー」のコラボショット”を楽しんで「浜離宮恩賜庭園」を後にしました。
JR浜松町駅まで戻って「芝東照宮」に向かいます。
●芝東照宮
【最寄り駅】
都営地下鉄三田線 芝公園駅 A4出口すぐ
都営地下鉄三田線 御成門駅 A1出口より徒歩2分
JR 浜松町駅下車 徒歩12分
浜松町・大門近辺だと徳川家の菩提寺である「増上寺 」が超!有名ですが、”実は「芝東照宮」近辺のエリアが”増上寺のパワーの要とも言える強力パワースポット”という情報を入手したので訪れてみました。
こちらは、日光東照宮・久能山東照宮・上野東照宮と並ぶ、四大東照宮の一つ、とのこと。「仲も良いので、日光東照宮の宮司さんがこちらにいらっしゃることもあるんですよ」と社務所の方からうかがいました。
●今回のおいしいもの
「浜離宮恩賜庭園」の『中島の御茶屋』で頂いた「上生菓子抹茶セット」720円。夏季のみ冷たい抹茶(氷入り)が選べます。
上生菓子は季節先取り。「山里」というお菓子。