花のコンシェルジェ

8月のおすすめ クルクマ

さりげなく華やかに、トロピカルにもオリエンタルにも魅せてくれます。

個性的なフォルムと独特な空気感、神秘的というか…幻想的というか… この空気感にす~っと 吸い込まれるような感覚になります。
kurukuma

ショウガ科の球根植物で、原産地ではその根茎を食用、薬用、染料などとして利用することが主でした。

「ウコン(ターメリック)」などの黄色の素は、ショウガの根茎から採れる「クルクミン」という色素であり、薬効成分です。みんな大好き!?私も大好き!!なカレーのスパイスでもおなじみですね♪クルクミンはアラビア語で黄色を意味する「kurkum」が語源で、クルクマの名前にも由来されているそうです。

日本では大阪花博覧会に出品されて以降、球根を輸入し、美しい花を観賞するために栽培されるようになりました。

美しい花びらと思っていたものは、実は「苞(ほう)」という部分で、つぼみを包んでいた葉のことを言います。苞の中をのぞいてみると、小さな弁のようなものが、ちょこんといます。これが花です。
hou-hana
キレイに咲いている時にタイミングよくお目にかかれないかもしれませんが、今度のぞいてみてください♪

そんなクルクマの英名は「Hiddenlily(ヒドゥンリリー)」。秘密の百合…隠された百合…。風情がありますね。

花は数日で終わりますが、苞は状態や環境が良ければ数週間楽しめるかも?!つやつやしていたのが色褪せてカサカサした感じになってくると終盤ですが、暑い中がんばってくれます。葉もしっかりしていてキレイです。

1本でも数本でも、涼しげな色を何色か合わせて飾っても良しです。残暑に涼しい空気を運んでくれそうです♪
with Anthurium
アンスリウムとスモークグラスと。涼しげに。

 

★原産…タイ、インドなどの東南アジア
★花言葉…あなたの姿に酔いしれる、乙女の香り など
★出回り時期…6月頃~10月頃
★日持ち…2週間前後
★飾るンポイント…苞に霧吹きしてあげるとみずみずしさ長持ちです。花瓶と水を清潔に。

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