12月のおすすめ お正月
あああーっっっっっっっ!!!!!!!!!!
という間に年の瀬ですね~。一年、ホンっトに早いっ!楽しいクリスマスも終わり、新しい年を迎える準備ですね。
普段はなかなかお花飾れないけど、お正月くらいは飾ってみようかな♪というお客様も多く、お花屋さんは一年の中でとってもにぎわう時季であります。
クリスマス同様、お正月に飾る枝もの・葉もの・花たちにもそれぞれちゃんと意味があってご紹介させていただきたいところなのですが、残念ながらこの回では語り尽くせぬ感じなので、今回はお正月に欠かせない「松」について少しご紹介したいと思います。
お正月は、新しい年の始まりに一年の実りと幸せをもたらしてくれる「年神様」をお迎えする時です。
松は竹と同じく神様が降りてくる依代(よりしろ)とされ、我が家を見つけてもらえるように印として家の門に松を飾ったことから、門松として飾られるようになりました。そして、その神様を「待つ」「祀る」などの言葉や意味合いにもなぞらえているようです。
それと、クリスマスのリース作りなどに使われたコニファーと同じ常緑樹で、松も一年中緑を保つことから、永遠の命の象徴、縁起物として使われるようになりました。門松、若松、根引き松、五葉松、蛇の目松、大王松などなど、用途や枝ぶり・色味もそれぞれ。ただのツンツンした枝じゃないんですね~。
さて、店内には水仙、チューリップ、ヒヤシンス、ラナンキュラス、スイートピーなどなどの春のお花たちもすでにスタンバイ!彩りとフレッシュな香りをふんだんに発揮してくれています♪
【水仙・雪柳・アルストロメリア・松と。小さな小鉢に。テーブルにちょこっと。】
梅や椿、木瓜(ボケ)蝋梅(ロウバイ)などの新春にふさわしい枝ものたちもそろそろ顔をそろえてくれるころです。
【雪柳・アルストロメリア・ウィンターベリー・赤芽柳・松と。ふんわりと。】
千両、萬両、南天、葉ボタン、金柑、万年青、稲穂、などなどなどなど、おなじみのメンバーももちろんです!
このお正月に限らず、花を飾る時って何を飾ったらいいのか悩んで迷ってしまうことが多々あると思いますが、シンプルに、お好みのものをどうぞ♪上手じゃなくたっていいんです!ゴージャスだってこじんまりだってさりげなくたっていいんです!一輪だけでも一本だけでも、心と空間がちょっと豊かになる。そんな癒しやパワーを植物たちからおすそ分けしてもらっている。楽しんで飾ることが一番だと思います。
【ピンポンマム・ガーベラ・ウィンターベリー・フリージア・松と。低めにポコポコと。】
今回は良い年をお迎えできますように、いつもよりちょっと心を込めてみたら、きっと年神様も喜んで来てくださることでしょう☆
皆さま!どうぞ良いお年をお迎えくださいませ☆そしてステキな一年になりますように☆☆☆