買い物の合間に飲める本格ドリップコーヒー
“サードウエーブコーヒー”が流行っている。
街でよく見るシアトル系チェーン店と何が違うのか、どこにこだわりがあるのか。
今回のよりみちスポットは“サードウエーブカフェ”。
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渋谷ヒカリエShinQs1階にある「ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒー 渋谷ヒカリエ店」
(渋谷区渋谷2丁目21番1号、TEL:03-6434-1567)。
ヒカリエのオープンと同時に開店し、2年8ヵ月ほど経った。
座席数はカウンターを含め24席・テーブルは5脚。
経営は株式会社THE CREAM OF THE CROP AND COMPANY。
店長は斉藤さん。リーダーシップはもちろん、ユーモアセンスが売りだそう。
今回取材を受けてくださった矢澤さんは、主に商品の品質管理や後輩の指導を行っている。
<矢澤さんは湘南・鎌倉の喫茶店情報にとても詳しい。>
店名の「ザ クリーム オブ ザ クロップ コーヒー」は運営会社名から取った。
“the cream of the crop”にはイギリス英語で“最も精選されたもの / 最良のもの”という意味があるそうだ。
こだわりは、オーダーを受けてから自家焙煎の豆をひいて一杯ずつハンドドリップで淹れること。
豆はスペシャリストが自社の工場でその日の気温や湿度を考慮して最適な焙煎を行い、ヒカリエ店までベストの状態・ジャストのタイミングで届けられる。
ドリンクメニューはドリップコーヒー¥420、カフェオーレ¥440、カフェラテ¥480、エスプレッソ¥320、そして紅茶事業部が直接仕入れているベッジュマン&バートンティー¥420など(価格はいずれもSサイズ)。
食べ物は、¥200~300でクロワッサンやアップルパイなどのパン類、¥400のホットドッグ、¥550のハムチーズバンズサンドなど。
他に人気なのが¥440のヒカリエ店限定ソフトクリーム。そして” Pierre Marcolini”のチョコレートを使用したガトーショコラ¥660。
「今では平日で200杯、土日だと350杯以上の注文がある。なにより嬉しいのは週に何度もいらしてくれるリピーターがたくさんできたこと。普段使いしてもらえるお店でありたい」と矢澤さんは、はにかんだような笑顔で話してくれた。
<ベルギーチョコレートの濃厚な味わい。>
営業時間は8:00~21:00、定休日はヒカリエに準ずる。