品川駅すぐそばのビオトープ

品川駅港南口から北東、ソニー本社の道路を挟んだ向かいにある「芝浦水再生センター」。この施設の“上”に公園がある。
今回のよりみちスポットは“駅近のビオトープ”。

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埠頭公園」に行くときも利用した『ちぃばす』。
田町駅東口から芝浦港南ルートに乗車して約22分、「高浜橋」で下車。高浜橋北詰交差点を西に進み、突き当りを左折すると「芝浦中央公園」がある (港区港南一丁目2番28号)。

1980年に開園(テニスコートやフットサル場がある「運動場」部分は1988年開園)。
港区の指定管理者である「アカネ・ハリマグループ」が管理している(TEL:03-6433-2562)。

面積は28,720.63平方メートル。以前紹介した「本芝公園」や「埠頭公園」と比べるとけた違いの広さで、サッカーのグラウンド※4個分に相当する。

※国際サッカー連盟が定めた、ワールドカップ・オリンピック・ワールドユース大会などで使用するフィールドの大きさ(105メートル×68メートル=7,140平方メートル)との比較。

この公園の特徴は、
○芝浦水再生センターの上に鉄筋コンクリートで蓋をして造られた人工地盤である
○ドッグランがある
○園内を自然に近い形で管理している「ビオトープ(後述)」である
ことなど。

芝生広場
       <冬枯れの写真はレアかも…。>

港区立公園では「港南緑水公園」にもドッグランが開設されており、一カ所で登録を行えばどちらでも利用できる。港区在住者・勤務者ではなくても誰でも登録可能だ。

芝浦中央公園のドッグランが特に混むのは、今の時期だと
○土日の7:00(冬季の開園時間)~10:00頃
○土日の15:00頃~17:00(冬季の閉園時間)

“ビオトープ”とは、ドイツで生まれた生物学用語で、ギリシャ語の「bio(命) + topos(場所)」からの造語。日本語では「生物空間」または「生物生息空間」と訳される。

小鳥や昆虫などの生きものが棲(す)める空間となるよう、失われた自然を回復して少しでも自然とふれ合える憩いの場となるよう、手間暇をかけて管理されている。

園内では芝生広場をはじめ、バラ園や藤棚など様々な植物が育てられており、四季折々の自然が楽しめる。

今回の花壇 

バラ
       <冬に咲く花、春を待つ花。>

現在、品川駅側の出入り口は工事のため3月末まで閉鎖されている。隣接するNTTドコモ品川ビル脇のエレベーターで2階にあがり仮設出入り口を利用するか、冒頭で紹介した高浜橋側の出入り口を利用のこと。

リニューアルオープンは4月の予定。

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