出雲のパワースポット ~三社参り編1・出雲大社(その1)~
はじめまして、cozyです。「仕事で島根に行きます。出雲大社とかも行けたら良いのですが」
すると「朱印女子」編集長れいさんの目がキラーン!「記事書いてみる?」……ということで臨時バトンを受け取りました。今回から「島根のパワースポット編」をお送りします。
「神在月(かみありづき)」……日本全国の神様が出雲の地へ集まり、人々の御縁について神議(かみはかり=会議)をすることから、出雲では10月のことをこう呼びます。(全国的には神無月)
来てみると、ほんとうにそこら中に神社やお寺がある!
なんだか神秘的なこの地は、お神酒(みき)や古典相撲など、日本の伝統的な文化の発祥の地でもあります。
パワースポットと呼ばれる場所もたくさんあるので、旅先でどうまわるか悩むところですが、「パワースポット」「縁結び」を中心にまわりましたのでご紹介します。
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まずは 【出雲の三社参り編】出雲大社~日御崎神社~美保神社
第1弾はなんといっても「出雲大社」です。
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【御神体】大国主大神(オオクニヌシノミコト)
【ご利益】縁結び・結婚運・家庭運
【お守り】蘇御守(よみがえりおまもり)※遷宮中のみ。
【所要時間】1~2時間(神社周辺のお土産物やさんや食べ物屋さんも楽しむと半日)
【最寄り駅】一畑電車大社線「出雲大社前駅」
【見所】広い境内と格式ある大社。大鳥居や神楽殿の大注連縄など。
平成の大遷宮が執り行われている注目の出雲大社。“縁結び”の神様としても人気の大社です。
そもそも何故“縁結びの神”と言われているのでしょうか。
出雲大社の主祭神は、この国をお造りになったという「大国主大神(オオクニヌシノミコト)」通称“だいこく様”。出雲を拠点に農業・漁業・医療を広め、人々の生活の基礎を築いた神様です。
この神様は、「因幡の白兎」神話でも知られる慈悲深い性格で、さらに、多くの女神と結ばれてたくさんの子供をもうけているとか・・。天照大神に「この地で幽れたる神事を治めます」と宣言したとのこと。「幽れたる神事」とは、目に見えないご縁を結ぶこと。男女の縁結びははもちろん、仕事の御縁、土地とのご縁、人と人の幸せのために様々な御縁を結ばれているそうです。こういったことから縁結びの神と言われるようになったのですね。
★御慈愛の御神像★ 結びの神「だいこく様」と因幡の白兎の神話の一場面。
この神様、出雲の国を天照大神(アマテラスオオミカミ)に譲るときに条件として、「天にも届くほどの立派な御殿を建ててほしい」とお願いしたそうです。これが「出雲大社」。
なるほど、四つの鳥居や神楽殿の大注連縄、八足門前の巨大柱など、そこかしこにビッグなスケールを感じます。
一の鳥居「大鳥居」は高さ23m。市街地から大きな鳥居を望むことができます。
神楽殿の国旗。出雲大社の古代の本殿の高さ(16丈=約48m)とほぼ同じの47m。旗の広さはなんと畳75枚分・重さ49kg。
ここはパワースポットの気も“ビッグ”だそうで、体調の良くないときに来ると、かえって大きな気にまけてしまうそうです。私は、森に包まれているかのような、開放的な優しい気を感じました。
【ご朱印】は、八足門前・神楽殿の2カ所で賜われます。こちらは八足門前。
【受付】6:30~20:00.
【初穂料】お気持ち。
こんな可愛いご朱印帳もありました。出雲の國オリジナルご朱印帳@お土産物屋さん
次回は、参拝方法やおすすめ順序をご紹介します。