花のコンシェルジェ

2月のおすすめ チューリップ

♪さーいーた~ さーいーた~ でおなじみのチューリップ。

童謡や童話などに登場し、イラストにもしやすい。幼いころから身近な存在ですよね。想像するだけで春の空気を感じます。色も形も咲き方もとっても豊富。市場に出回っている品種でおよそ1000種、世界中には8000種以上もあるのだとか。

チューリップ1
      <クリックで拡大>

こんなにかわいいチューリップですが、17世紀頃のヨーロッパで、「チューリップバブル」を巻き起こしていたのをご存じですか?珍しい品種の球根がたった一つで邸宅やビール工場と交換されたり、さらに貴重な球根には三億円(!)もの値が付いたりしたんだとか。これは世界で初めて起こった経済バブルだそうです。

 この球根、食用もあります。糖度が高くデンプン質。ヨーロッパ、特にオランダでは、お菓子作りに使われるそう。

日本でチューリップの生産が多いのが富山県と新潟県なのですが、富山県には球根を蜜漬けにしたものを、和菓子やパイにしたお菓子※があります。ぜひ一度いただいてみたいものです♪(あ、食用栽培でない球根は毒性があるそうなので、勝手に食べちゃダメですよー)
※「河合菓子舗」さんのチューリップ球根を使ったお菓子などがあります。

 

チューリップ2
< 短くカットして。葉をくるっとまるめて添えてもかわいい>

 

 さて、2月14日はバレンタインですね。

欧米では、男女が互いに愛や感謝の気持ちを伝え合う日だそうです。近年日本でも、男性から女性へお花を贈ってみませんかキャンペーンが行われているんですよ!

 チューリップには「愛」や「恋」にまつわる花言葉がたくさんあります。これを機に日本男児の皆さま!お花の贈り物をされてみてはいかがですか?1本でも十分ステキです♪フローリストたちはいつでも大歓迎です!

 チューリップの色によってそれぞれの花言葉があるので、恋の進行状況に応じて選んでみるのもステキですね。春、ココロウキウキ♪ チューリップを飾ってみませんか?

★原産…トルコ、中央アジア
★花言葉…代表的なものは、博愛、思いやり など あとは色ごとに写真と一緒にご紹介
★出回り時期…11月頃~3月頃
★日持ち…1週間~10日ほど
★飾るンポイント…長く楽しむためには直射日光やエアコンの風は避け、なるべく涼しいところが良いです。暖かくなると開き、寒くなると閉じます。品種によっては、直立したり垂れ下がったり、光の方向へ伸びたりします。気の向くまま、ナチュラルに飾ってあげてください。

【花言葉のご紹介】

 チューリップ3(赤)<赤色 :愛の告白>

チューリップ4(ピンク)<ピンク :恋の芽生え>

チューリップ5(紫)<紫 :永遠の恋>

チューリップ6(緑・オレンジ)
<緑(左) :美しい瞳、 オレンジ(右) :照れ屋 >

チューリップ7(白・黄色)
< 白(上) :失恋、新しい恋、 黄色(下) :実らぬ恋、正直>

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