第7回:人物写真にも応用可能!アングルを意識しよう
ブログやSNSなど、文章やコメントだけでなく、自分で撮った写真を人に見てもらう機会って増えましたよね。
「菜緒さんの企画ノート」でも
・「セブ島日記」「続・セブ島日記」
・「朱印女子の開運パワースポット巡り」
・「花のコンシェルジェ」
などでは、自分たちで撮った写真を記事に載せています。
でも、写真は初心者ばかり。「もうちょっと素敵な写真を撮れるようになりたい!」と思い、「潮風カメラマン 宗」さんからアドバイスをいただきました。
●潮風カメラマン 宗さんプロフィール
西武主催の写真展で全国グランプリ獲得。以来10年以上、大好きな海をテーマとした写真を中心に、「心の風景を写し出す」写真を撮り続けている。
今回から「朱印女子の開運パワースポット巡り」記事用に撮影した写真へのコメントをご紹介します。
構図に注意しましょう。左後ろの電柱が隠れるようなアングルで右側の木も入らない位に寄って撮るかトリミングするとスッキリした画になります。
シャッターを押す前に、メインの被写体だけでなく画の四隅に視線を映して余計なものが映っていないか確認するだけでもグッと上手に撮れると思います。頑張りましょう!(^^)
ガラスの映り込みは仕方ないかもですが、アングルを変えるとより良くなります。
この場合は上からのアングルになっていますが、そうすると表情が隠れてしまうのと、短足に見えてしまいますので、目線が人形と同じ高さ以下になるくらいのローアングルで撮るとよいでしょう。
目線の高さを意識するというのは子どもの撮影にも応用できます。
また、立っている人を映す際に、低い角度からの方が顔が小さく、足が長く映りますので、人物撮影にも応用できます。
曇っているとはいえ、光の当て方が優しいので恵比壽神の表情が良いですね。
右上隅の黒い屋根が見えなくなるくらいの構図で恵比壽神をやや右側に配置する構図で撮るだけでもかなりスッキリします。
構図がやや中途半端になってしまっているのが残念です。
看板だけドーンとアップで撮るか、思いっきり引いて門全体を撮るか、主張したいことを思い切りよく前面に出しましょう!
主張がシンプルにわかりやすく伝わる画になっています。モノトーンな配色も良い味を出しています。
表情が良いですね! 右上隅の余計な描写を取れるような構図をとれたらもっと良かったと思います。
もう少し暗くなってからの方がガラスの映り込みが抑えられたかもしれません。
構図ももう少しローアングルで正面から撮ると人形の表情がもっと豊かに見えると思います。
いかがでしたか?
今回は「構図」「アングル」の2点についてアドバイスを受けました。
構図を考える時、背景に余計なものを入れない、というのはお花の撮影のときと同じです。
それを実現する方法として、「主張したいものをはっきりさせる」というのは、風景スナップでは特に取り入れやすいアドバイスだと思います。
もっと詳しく勉強したい方は、「潮風カメラマン 宗」さんのブログをご覧ください。
“潮風カメラマン 宗” 初心者大歓迎! 飾りたくなる潮風香る写真教室