第12回:難易度高し!夜の撮影
ブログやSNSなど、文章やコメントだけでなく、自分で撮った写真を人に見てもらう機会って増えましたよね。
「菜緒さんの企画ノート」でも
・「セブ島日記」「続・セブ島日記」
・「朱印女子の開運パワースポット巡り」
・「花のコンシェルジェ」
などでは、自分たちで撮った写真を記事に載せています。
でも、写真は初心者ばかり。「もうちょっと素敵な写真を撮れるようになりたい!」と思い、「潮風カメラマン 宗」さんからアドバイスをいただきました。
●潮風カメラマン 宗さんプロフィール
西武主催の写真展で全国グランプリ獲得。以来10年以上、大好きな海をテーマとした写真を中心に、「心の風景を写し出す」写真を撮り続けている。
今回も「朱印女子の開運パワースポット巡り」記事用に撮影した写真へのコメントをご紹介します。
石碑とビルとの対比が面白いです。
ただ撮影者の主張したいポイントがつかみずらいので、思い切って石碑だけにフォーカスしたり、石碑上の紋章と後ろのビルの丸い柱をクローズアップした方が面白かったと思います。
左右対称で、道を半分入れている構図でバランスが取れています。
ただ本堂の屋根を見るとわかりやすいと思いますが、右に傾いてしまっているのが残念です。
撮影後水平補正もできますが、後から補正だとカットされてしまう部分も出てきてしまうので、撮影時に水平を取るように意識しましょう。
神社、桜、背景のビルが落ち着いた配置になっています。
ISO感度※が上がってしまい画質は落ちていますが、ストロボを使用していない(スマホ画像?)ので、雰囲気のある画になっています。
※ISO感度:どれだけ光に対して敏感に反応するかを表したもの。
ISO感度について詳しくは、宗さんのブログ記事をご覧ください
夜桜を前ボケで入れるという狙いはとても面白いと思います。ナイスチャレンジです。上からおりてくる桜が左上部分にもっといっぱい入れられたら良かったと思います。
ただいかんせん暗いので、高ISO感度対応カメラでないと、撮影状況としては厳しいです。
歴史を感じる建築物と近代的な建築物の対比がとてもすっきりした構図の中にうまくまとまっています。
右上の空間は空だけになる構図を取るとさらにスッキリしたと思います。光の当て方も効果的です。
えっこれは何?と思わせる面白い構図です。
タイトル(※賽銭箱)でへぇ~と思わせる連携がGoodです。
いかがでしたか?
今回も夜景撮影にチャレンジです。
前回と違い、”夜景モード”を利用していないので、使用したカメラの性能では、ちょっと厳しい出来あがりとなりました。光だけでなく、ボケの作り方なども「難しいな~」と思いながら撮っていました。
2枚目の「参道から本道を撮った写真」は、水平でないことに気づき、加工ソフトで直してみたのですが、直しきれませんでした。宗さんのアドバイスどおり「撮る際から水平に注意して」というのは大事なことだと思います。
水平を取るのは建造物を撮るときのポイントのひとつですので、今後の記事でもとりあげていく予定です。
もっと詳しく勉強したい方は、「潮風カメラマン 宗」さんのブログをご覧ください。
“潮風カメラマン 宗” 初心者大歓迎! 飾りたくなる潮風香る写真教室