第16回:空と地面の面積割合を考えよう!

ブログやSNSなど、文章やコメントだけでなく、自分で撮った写真を人に見てもらう機会って増えましたよね。

「菜緒さんの企画ノート」でも
「セブ島日記」「続・セブ島日記」
「朱印女子の開運パワースポット巡り」
「花のコンシェルジェ」
などでは、自分たちで撮った写真を記事に載せています。

でも、写真は初心者ばかり。「もうちょっと素敵な写真を撮れるようになりたい!」と思い、「潮風カメラマン 宗」さんからアドバイスをいただきました。

●潮風カメラマン 宗さんプロフィール
西武主催の写真展で全国グランプリ獲得。以来10年以上、大好きな海をテーマとした写真を中心に、「心の風景を写し出す」写真を撮り続けている。

 

 

今回も「朱印女子の開運パワースポット巡り」記事用に撮影した写真へのコメントをご紹介します。

バナー本丸跡

天守閣跡
スッキリした構図で空と石垣のバランスが良いです。人物を入れる事で大きさも伝わります。

 

石垣と手
構図の狙いとして手を入れたのは面白いチャレンジです。こういうひらめきは画の幅を広げる上で大切です。
写真としては水平を取る事、手にピントを合わせる事が出来ていると良かったです。

 

本丸跡-公園
水平もとれていて、構図としては落ち着いていますが、手前の道路は特に強調したかったわけではないと思われるので、その場合は、道路を少な目にし、というかこの場合道路はほとんど入れない位にして空を大きく撮ると、広がりのある画になったと思います。

被写体として手前の道路よりも、緑や奥のビルに主眼を置いた方が良かったのではと思います。さらに、その場合、奥のビルが空にそびえたっているように写すために、手前の道路の面積をずっと減らし、縦の画像で、空を大きめに撮ると良いでしょう。

更に、思いっきりカメラに近い位置にアクセントを置くと、奥のビルとの遠近感が生まれ、立体的な画になります。

 

あじさい
おそらくスマホ撮影かと思われますが、スマホの場合、奥の方までくっきり映る画像が得意ですので、それを最大限活かしましょう。

奥行きのある画になっていますが、手前においたあじさいがもっと大きく写るようにすると更に奥行を感じる絵になります。

 

菖蒲
一番印象的な菖蒲にフォーカスするとより明快な画になります。

 

バラ
バラをいっぱい入れる為にあえて水平を取っていないのだと思います。ネットにアップしたり、プリントアウトして飾る場合は写真の向きを地面が水平になるように回転させると良いでしょう。

 

野草の島
手前の花をボケさせて、奥を撮る前ボケという手法をとっていますが、奥の何を撮りたいかを明確にしましょう。
また地面が斜めになってしまっています。水平を取る事を意識しながら撮ると良いです。

 

いかがでしたか?

今回は広い場所で撮影した写真だったので、空とその他の面積割合について学ぶいい教材だったと思います。

割合の考え方例については、3枚目で詳しくアドバイスをいただいています。空を効果的に写そうと思ったときに、カメラの向きを変える(縦にしてみる)というのは、さっそく試してみたいです。

広さ関連項目として「奥行き」の出し方があります。奥を強調するのに手前を意識する、というのは目からウロコでした。

 

もっと詳しく勉強したい方は、「潮風カメラマン 宗」さんのブログをご覧ください。
“潮風カメラマン 宗” 初心者大歓迎! 飾りたくなる潮風香る写真教室

 

 

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