第13回:被写体にピント、四隅に目配り
ブログやSNSなど、文章やコメントだけでなく、自分で撮った写真を人に見てもらう機会って増えましたよね。
「菜緒さんの企画ノート」でも
・「セブ島日記」「続・セブ島日記」
・「朱印女子の開運パワースポット巡り」
・「花のコンシェルジェ」
などでは、自分たちで撮った写真を記事に載せています。
でも、写真は初心者ばかり。「もうちょっと素敵な写真を撮れるようになりたい!」と思い、「潮風カメラマン 宗」さんからアドバイスをいただきました。
●潮風カメラマン 宗さんプロフィール
西武主催の写真展で全国グランプリ獲得。以来10年以上、大好きな海をテーマとした写真を中心に、「心の風景を写し出す」写真を撮り続けている。
今回も「朱印女子の開運パワースポット巡り」記事用に撮影した写真へのコメントをご紹介します。
何が主張かはっきりわかる潔い画になっています。素敵です。空との面積バランスもとても良いです。
右側のビルはアクセントになっていますが、左上隅の建造物の一部(?)はカットしましょう。撮影の際、画面の四隅に目を配るだけで、グッと変わってきます。
建物を入れるのは、しめ縄の少し下くらいまでにして、もう少し空を大きく取るとより広がり感、のある画になります。この状態でも、桜の期待感が膨らみますが、もう少し咲いているとカンペキです!
画面の中の建物の角度が良いです。
屋根の下で影になりがちですが、明るく撮れているのが良いです。参拝者もアクセントになっています。
猿と背景の神殿、階段とのバランスがとても良い構図になっています。
猿が濃い色で表情がやや暗いので、このような状況では強制フラッシュで光を当てた写真も撮っておくと良いと思います。
構図としては縦バージョンの方がすっきりしていますが、このように横でもチャレンジしてみるのは大事です。
猿にピントが合っていないのが残念です。
いかがでしたか?
今回は「細かい気配りが写真の出来を左右する」と実感した作品群です。
気を配るべきところは
・四隅に気を配る(余計な要素を入れない)
・被写体の明るさ(光の当たり方)
です。
「余計なものを入れない」というのは、過去の記事でも何度かアドバイス頂いています。
フラッシュについて「当てたものと当てないものの両方を撮っておく」というのは、すぐに取り入れられるアドバイスです。
ピントを合わせるのは基本ですね。。。頑張ります。
もっと詳しく勉強したい方は、「潮風カメラマン 宗」さんのブログをご覧ください。
“潮風カメラマン 宗” 初心者大歓迎! 飾りたくなる潮風香る写真教室