第15回:アクセントになるものを見つけよう!
ブログやSNSなど、文章やコメントだけでなく、自分で撮った写真を人に見てもらう機会って増えましたよね。
「菜緒さんの企画ノート」でも
・「セブ島日記」「続・セブ島日記」
・「朱印女子の開運パワースポット巡り」
・「花のコンシェルジェ」
などでは、自分たちで撮った写真を記事に載せています。
でも、写真は初心者ばかり。「もうちょっと素敵な写真を撮れるようになりたい!」と思い、「潮風カメラマン 宗」さんからアドバイスをいただきました。
●潮風カメラマン 宗さんプロフィール
西武主催の写真展で全国グランプリ獲得。以来10年以上、大好きな海をテーマとした写真を中心に、「心の風景を写し出す」写真を撮り続けている。
今回も「朱印女子の開運パワースポット巡り」記事用に撮影した写真へのコメントをご紹介します。
右側の歴史を感じさせる建屋と奥の都会の対比が面白いです。
右側の建屋の影がきつくなってしまっています。明暗差が大きいので厳しい撮影状況ですが、カメラによっては一番暗い部分にピントをあわせると調整できます。
看板の周囲部分面積が大きすぎます。看板をど真ん中にならないように配置しつつ後ろの支え棒が入らないような構図とすると良いでしょう。
右側の小道、左側手前の葉が良いアクセントになっています。地面と地上の割合、光の当たり方、木洩れ日の入れ方も良く、爽やかな雑木林の雰囲気が伝わります。
カップルや犬の散歩をする人が入るとより温かな画になると思います。
空とのバランス、光の当て方が良い画です。
思いっきり手前に、例えば画面左下にアクセントとなるモノを置くと更に立体的な画になります。
スッキリした構図になっています。右側の道、石垣の張り出し方、空の入れ方のバランスが良いです。
空と池の面積比、その中での噴水の高さとのバランスが良いです。やや逆光気味で撮ることで水がきれいに輝いています。
レイアウトとして横方向で噴水を左よりに配置していますが、真中にしても面白いです。
いかがでしたか?
今回はアクセントの付け方についてアドバイスを頂きました。
1枚目の建屋や最後の噴水のように、被写体が明確な場合はスッキリそれだけ撮ればよいですが、庭園や小道の写真などにはアイキャッチになるものがあるほうがいいですね。
何がアクセントになるか考えて、それを入れたり、はずしたり、、、女性がアクセサリーをつける感覚に似ているように思いました。ファッションコーディネート上手はアクセント上手?!
もっと詳しく勉強したい方は、「潮風カメラマン 宗」さんのブログをご覧ください。
“潮風カメラマン 宗” 初心者大歓迎! 飾りたくなる潮風香る写真教室