第14回:一に水平、二に水平!
ブログやSNSなど、文章やコメントだけでなく、自分で撮った写真を人に見てもらう機会って増えましたよね。
「菜緒さんの企画ノート」でも
・「セブ島日記」「続・セブ島日記」
・「朱印女子の開運パワースポット巡り」
・「花のコンシェルジェ」
などでは、自分たちで撮った写真を記事に載せています。
でも、写真は初心者ばかり。「もうちょっと素敵な写真を撮れるようになりたい!」と思い、「潮風カメラマン 宗」さんからアドバイスをいただきました。
●潮風カメラマン 宗さんプロフィール
西武主催の写真展で全国グランプリ獲得。以来10年以上、大好きな海をテーマとした写真を中心に、「心の風景を写し出す」写真を撮り続けている。
今回も「朱印女子の開運パワースポット巡り」記事用に撮影した写真へのコメントをご紹介します。
被写体をど真ん中に配置するいわゆる日の丸画像になっています。それをあえて狙うという手もあります。
この場合、空とのバランスも良く石垣も綺麗に左右にVの字になっていますので、このままでも良いですが、通常は日の丸画像よりは少しずらすとバランスがより良くなる場合が多いですので、いくつか配置を変えた写真を撮ると良いです。その中から選びましょう。
左のお花を入れつつ、三本松も入れたい、石垣も良い感じだし、門も入れたい。。と構図に悩んだんだろうなという迷いを感じます。
あまり欲張らずに思い切ってどれかに絞りましょう。お花と石垣のみ、とか三本松をバランス良く配置させる構図にする、とか、門と松にフォーカスするなど考えてみましょう。
定番の構図とはいえ、空とのバランスがとても良いです。光の角度、柔らかさも素敵です。
石橋の手すりが画面を横断しており、微妙ではありますがやや左側が下がる感じで傾いています。この程度でしたら撮影後の水平修正でも全く問題ないです。
石碑をど真ん中からずらしたことでバランスのとれた構図になっています。
左下の石(?)と右上の松は入れない方がスッキリすると思いますので、トリミングして比較すると面白いと思います。
左上の葉を入れつつ、石造を入れるという狙いの構図はとても良いと思います。空の入れ方も良いです。
石像に左上の葉を被せないようにするのと、石造の水平をとるという二点に気を付けるともっとよくなります。水平を取るコツとしては、石造下のブロックのラインと、画像の下の縁とで判断するとわかりやすいです。
いかがでしたか?
今回は「構図」と「水平」についてアドバイスを頂きました。
構図は、迷ったら
・要素を絞る
・いくつかの組み合わせを撮ってみて、いいのを選ぶ
ということで改善が見込めそうです。
水平については、撮った後・撮っている最中、両方のアドバイスがありました。
・撮った後:加工ソフトなどで水平補正(ただし傾きが少ない場合)
・撮っている最中:ブロックのラインなどと、カメラ画面の下のラインを合わせる
練習あるのみ!
もっと詳しく勉強したい方は、「潮風カメラマン 宗」さんのブログをご覧ください。
“潮風カメラマン 宗” 初心者大歓迎! 飾りたくなる潮風香る写真教室