第1回:光を制するものは写真を制す?

ブログやSNSなど、文章やコメントだけでなく、自分で撮った写真を人に見てもらう機会って増えましたよね。

「菜緒さんの企画ノート」でも
「セブ島日記」「続・セブ島日記」
「朱印女子の開運パワースポット巡り」
「花のコンシェルジェ」
などでは、自分たちで撮った写真を記事に載せています。

でも、写真は初心者ばかり。「もうちょっと素敵な写真を撮れるようになりたい!」と思い、「潮風カメラマン 宗」さんからアドバイスをいただきました。

●潮風カメラマン 宗さんプロフィール
西武主催の写真展で全国グランプリ獲得。以来10年以上、大好きな海をテーマとした写真を中心に、「心の風景を写し出す」写真を撮り続けている。

 

素材

今回から数回にわたり、「花のコンシェルジェ」記事用に撮影した写真への宗さんのコメントをご紹介します。

01-01_桜
背景を黒で落としたことで桜が綺麗に映えていますね。右上から左下に流しているところが撮影者らしさになっていると思います。

01-02_桜
ちょっとbusyな画になってしまっています。下半分はカットして上の桜に集中した方が良かったと思います。

01-04_桜
右上から左下に流す作者の画風が楽しく表現されています。光を入れて花瓶と花瓶の影、桜の花弁を逆光気味に透かしても良かったかなと思います。

01-05_菊
光が欲しいです。水平が取れてると更に良いと思います。

01-06_菊
これももう少し光があると良かったと思いますが、光の入れ方そのものは自然で素敵です。花瓶全体を出さない事で真ん中の菊が映えていますね!構図も左上に入ってしまった赤白の置物(?)がなければバッチリだったと思います。
(れいの追加コメント : 記事に使った写真では、左上の置物?を削っています。要素の引き算は、後からトリミングで工夫できることもあります。)

01-07_菊
被写体をど真ん中に置いているいわゆる日の丸写真ですが、花瓶の角度、お花の左右の広がりで、素敵な構図となっていると思います。逆光気味にすることで、柔らかい優しい雰囲気になっています。

01-08_菊
光の当て方が面白いですね。画面下のスペースがもう少し少ない方がバランスがとれたかなと思います。

いかがでしたか?特集を始めたばかりということもあり、いかにも初心者が撮った写真っぽいですね。
写真を見ながらコメントを読むと、「ふむふむ」と勉強になることばかり。

コメントにあった“busy”というのは、ごちゃごちゃしてる、ってことですね。

今回は
・写真を撮るとき、「光」を考えることが大切
・フレームに邪魔なものが入らないように気をつける
ということを学びました。

もっと詳しく勉強したい方は、「潮風カメラマン 宗」さんのブログをご覧ください。
“潮風カメラマン 宗” 初心者大歓迎! 飾りたくなる潮風香る写真教室

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