第3回:トリミングで要素とバランスを調整する
ブログやSNSなど、文章やコメントだけでなく、自分で撮った写真を人に見てもらう機会って増えましたよね
「菜緒さんの企画ノート」でも
・「セブ島日記」「続・セブ島日記」
・「朱印女子の開運パワースポット巡り」
・「花のコンシェルジェ」
などでは、自分たちで撮った写真を記事に載せています。
でも、写真は初心者ばかり。「もうちょっと素敵な写真を撮れるようになりたい!」と思い、「潮風カメラマン 宗」さんからアドバイスをいただきました。
●潮風カメラマン 宗さんプロフィール
西武主催の写真展で全国グランプリ獲得。以来10年以上、大好きな海をテーマとした写真を中心に、「心の風景を写し出す」写真を撮り続けている。
今回も「花のコンシェルジェ」記事用に撮影した写真へのコメントをご紹介します。
逆光が活きています。上部を白く飛ばし気味にすることで、とても爽やかな画になっています。左奥の瓶は無くても良かったかもしれませんね。
パンジーと下の紫が効果的で色合いが鮮やかですね。ど真ん中のパンジーをもう少し左下に寄せて背景をボカすと更にいい感じになると思います。
光が欲しいです。花の色が鮮やか系なので緑も映えると思いますし、余計に光が欲しいですね。
データ縮小のしすぎかトリミングのしすぎ(?)で画が粗くなってしまってます。花が右上にむかって伸びている画なので、画の左側に配置した方が良かったと思います。
大胆に切り取った画になっていますね。雄しべ、雌しべをもう少し画面の左側に寄せるとバランスがもっと良くなったと思います。
光の入れ方がすごく綺麗ですね。右側のお花が綺麗に前ボケになっています。右側の花は思い切って右側半分(以上)をカットしても良いかもしれません。
花瓶の位置、花の広がりのバランスが良いと思います。上の空白はもう少しカットしても良かったと思います。
構図が絶妙ですね!三姉妹がおしゃべりしていそうな楽しい画になっていると思います。
いかがでしたか?
今回は
・お花の配置
・どちらの方向に空間をあけるか
について学びました。
被写体の向きや動きを考慮して、空間をあけたり狭めたりする(≒構図を決める)んだなぁ、と思いました。中心となる被写体をより印象的に見せる構図を考えるところは、絵画に似たところもありますね。
もっと詳しく勉強したい方は、「潮風カメラマン 宗」さんのブログをご覧ください。
“潮風カメラマン 宗” 初心者大歓迎! 飾りたくなる潮風香る写真教室