第46回国際福祉機器展H.C.R.2019(20190925-27)
東京ビッグサイトで開催された『第46回国際福祉機器展H.C.R.2019』に行ってきました。
14か国1地域から438社(国内379社、海外59社)の出展社のブースに加え、自治体や公益団体などのブース内に参加している企業・団体も含めると、500を超える製品を一堂に集めたアジア最大規模の国際展示会です。
ソルクシーズグループからも、センサーによる見守り支援システム【いまイルモ】を5年連続で出展しました。
●センサーによる見守り支援システム「いまイルモ」
「いまイルモ」はセンサーを活用して、離れて暮らす親御さんや介護の必要な方の見守りをサポートするシステムです。
見守られる方が生活する部屋の「明るさ」や「温度・湿度」、部屋にいる人の「モーション(動き)」を測定できるセンサーで、日々の生活データを収集してクラウド環境に蓄積します。
そのデータは、登録したスマホやタブレットなどでいつでも確認することができ、大切な方の生活の様子を“さりげなく”見守ることができるのです。
カメラを使った“監視”ではなく、データから見守られる方の生活の様子を把握するので、普段通り暮らしてもらいながら、「在室・外出の把握」「起床・就寝時刻の予測」「トイレの利用回数」などを知ることができます。
●メディアも注目?! ロボットを使った見守り「いまイルモ PaPeRo i」
「いまイルモ」ブースに近づいていくと、なにやら取材中の様子。
そのカメラの先にいたのは、、、「いまイルモ PaPeRo i」。
「いまイルモ」のシステムに、コミュニケーションロボット:PaPeRo iによる「通知」「声掛け」「録画」機能を追加して、介護施設等における「徘徊」「離設」防止を支援するシステムです。
●「いまイルモ」担当者インタビュー
ブースにいた「いまイルモ」担当者に「福祉機器展」のトレンド、「いまイルモ」のこれからについてきいてみました。
「初めて出展した4年前と比べると、来場者の“ITを利用した見守り”への関心はUPしているように感じますし、若い世代の方が増えました。ITの利用に慣れているので施設などから推薦されてくるのかもしれませんね。
一方で、この展示会に出展される【見守りシステム】の割合は減ってきている印象を受けます。見守りシステム単体の提案より、総合的なシステム提案にシフトしているようです」
「見守りシステムとしては、競合製品が増えてきましたが、当社はSIerが提供するシステムということで、センサーの性能アピールだけではなく、IoT※ をより便利に活用する方法や、収集したデータの見せ方を工夫しています。
毎日使うものだから、使いやすくて日常に抵抗なくなじむことが大切ですよね。その考えに従って【いまイルモ】の機能が“利用者のニーズに合っているか”というのをもっとも重視しています。
2週間のお試し利用期間を設けているのも、納得して使って欲しいからなんです」
※IoT(Internet of Things:身の回りのものがインターネットにつながり、情報交換により相互制御する仕組み)
「見守りなんてまだ関係ない」「気にはなっているけど導入のハードルが高そう」と思っていらっしゃるみなさん。「いまイルモ」なら、福祉・介護の一歩手前、という感覚で利用できます。
”いかにも”な見守りじゃなくて、設置していることをふだんは忘れているぐらいさりげなく、でも、不慮の事故・体調変化などの対応サポートができる「いまイルモ」。
まだ元気で「自分の生活・ペースを大事にしたい」と思っている一人暮らしの親御さんがいらしたら、一度“お試し”してみてはいかがでしょうか。
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センサーによる見守り支援システム「いまイルモ」の詳しい説明はこちら です。