GeneXus Day2017(2017/12/07)
株式会社コアネクストの社員が、今年10月にウルグアイで開催されたGX27※ に参加・発表してきた成果報告をする、というのでGeneXus Day 2017に潜入してきました。
※GX27(第27回 GeneXus International Meeting)
GeneXus Day というのは、ジェネクサス・ジャパンが日本で開催する年間最大のイベントです。当サイトでは、2015年のGeneXus Dayも取材させていただきました。
GeneXusは、「超高速開発ツール」と呼ばれる“従来の開発プロセスを大幅に改善し高速化できる”画期的な製品です。ソルクシーズグループでは、株式会社コアネクスト がその販売と開発コンサルを行っています。
この記事では、イベント後半のパネルディスカッションの様子からレポートします。
●パネルディスカッション「アプリケーションライフサイクルとGeneXus」
冒頭、ジェネクサス・ジャパンの高橋様より
「GeneXusは、システムの新規開発時だけでなく、運用フェーズやシステム改修時にも有用なツール」とのお話がありました。
これを受けて各パネリストの方々も
「GeneXusは、メンテナンスフェーズで一番効果を出せる。従来の開発手法では“どこを直すか”を調べるだけでもひと苦労」
「OSやDBバージョンアップの対応をGeneXusに任せ、業務のシステム化に注力できる点に大きな期待をしている」
とコメントされていました。
もちろん開発手法として優れた点を述べるコメントも続々。
「今は、数年単位でライフサイクルを回す、スピーディなシステム構築が求められる。スモールスタート&アジャイルでかつ高品質な開発を、という要求にGeneXusはフィットする」
「テスト工程で、実際に動くシステムを5回もお客様に見せることができる。GeneXusを使った開発では、テスト工程でのお客様の満足度が高い」
「超高速開発が可能なので、余裕を持って開発でき、要員を疲弊から救うことができる。工数見積もりから、提供する価値の見積もりへシフトすることが可能」
開発フェーズだけでなく、メンテナンスフェーズも含めた「アプリケーションライフサイクル」を重視しているパネリストのみなさまからのGeneXusに対する期待が感じ取れました。
パネルディスカッション後、いよいよコアネクスト社員の発表です。
●株式会社コアネクスト 青木量明 講演
ジェネクサス・ユーザー会代表として参加してきた、GX27報告のタイトルは「ウルグアイのGeneXusは熱かった!」。
GeneXusインターナショナル・ミーティング初参加だった青木のイベントに対する印象は「GeneXus祭り!」。オープニングイベントでは、会場でワクワクとGeneXus社CEOホダール氏の登場を待っていたそうです。
GX27内で青木が担当した講演テーマは「ウルグアイを始めとする他国と日本とのGeneXus業界の違い」。果敢にもウルグアイと日本の違いについて定義することにチャレンジしました。
現地に行ってから、日本で自分なりに定義したウルグアイの現状が実際と違っていた点もあることに気づき「ちょっとあせった」ものの、チャレンジして実感したのは
「違いを明らかにするプロセスを経ることによって、GeneXusの開発者・ユーザー同士が協力し合えるのではないか」ということ。
果敢な姿勢を現地の方にもあたたかく歓迎していただき、ウルグアイのユーザー会のイベントスペースに招かれ、追加スピーチをするチャンスもいただけたそう。
現地のみなさま、そして今回の発表のチャンスを与えてくださったジェネクサス・ジャパン並びにジェネクサス・ユーザー会のみなさまにあらためてお礼申し上げます。